昨日UPした《零氷の魔妖-雪女》の記事の中に、『③効果は《馬頭鬼》1枚で2回も誘発できてしまう』という内容があったのですが、ここに関して「…これって出来るの?」というツッコミをいただきました。
関連記事:【零氷の魔妖-雪女・効果考察】翼の魔妖-波旬1枚から展開可能!不知火を封殺する強烈なメタ効果!1ターン中2回までテキストの暴力!
wikiで確認した所、可能っぽい事が書かれていたのですが、丁度良い判例・説得力のある解説を見つける事が出いませんでした。
本来ならば「こうです。」と説明・解説すべき所なのですが、「分からないものは仕方ない!」「分からないなら正直に言って分かる人に聞いてみよう!」の精神で記事を作成してみました。
ルールに詳しい人………どうかこの難問を教えてください!
零氷の魔妖-雪女が場にいる状態で《馬頭鬼》の効果を発動したらどうなるのか?
《零氷の魔妖-雪女》
リンク・効果モンスター
リンク4/水属性/アンデット族/攻2900
【リンクマーカー:左/右/左下/右下】
アンデット族モンスター2体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに2度まで使用できる。
(1):「零氷の魔妖-雪女」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、除外されている状態で発動した相手モンスターの効果は無効化される。
(3):墓地からモンスターが特殊召喚された場合、または墓地のモンスターの効果が発動した場合、このカード以外のフィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。《馬頭鬼/Mezuki》
効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。
《零氷の魔妖-雪女》の③効果は1ターンに2度まで使用できる。
…これを踏まえた上で、「《馬頭鬼》で誘発トリガーを異なる条件で複数満たした際の処理はどうなるのか?」が今回の疑問。
ちなみに異なる条件とは、壱.墓地のモンスターの効果が発動した場合,弐.墓地からモンスターが特殊召喚された場合の二つです。
4つの処理の中で現状正しいのはどれ?
想定される発動・処理の流れ
①:馬頭鬼の効果処理後に《零氷の魔妖-雪女》の③効果を壱弐いずれかをトリガーに発動できる。(1回しか発動できない)
②:馬頭鬼の効果処理後に《零氷の魔妖-雪女》の③効果を壱弐それぞれをトリガーに任意の順番でチェーンを組んで発動できる。(2回発動できる)
③:馬頭鬼の効果処理後に《零氷の魔妖-雪女》の③効果を壱.トリガーで発動・処理できる。その後、③効果を弐.トリガーで発動・処理できる。(2回発動できる)
④:裁定を待て!
このうちのどれかに答えがあると思うんですけど、正しい答えと明確な解説・判例を見つける事が出来ませんでした。どなたかご存知の方はいらっしゃいませんか?
発売後に問い合わせろって話なんですけど…
気になりだしちゃったらずっと気になっちゃって…(;^ω^)
普通なら発売後に問い合わせて終了な話ですが、昨日これで少しあーだこーだと小一時間調べもの&議論しちゃって…もうすっかりモヤモヤが蓄積しちゃったのです。
ルールに自信がある方がいらっしゃいましたら…判例とともに解説していただけると幸いです。
ちなみに管理人は③だと思ってるんですけど…どうでしょうか?
コメント
仮に処理できる場合はどちらをトリガーにしても同じタイミング(馬頭鬼の効果処理を含むチェーン処理直後)に発動できるので同じ効果2つでチェーンを組む感じになると思いますね。
ただこれができるかどうかは裁定待ちじゃないかなーと
あるとしたら②だと思います。
発動トリガーのタイミングがズレてるとはいえ、別々にチェーンブロックを立てて処理するのはしっくりこないです…(浅知恵なのでフィーリングです)
馬頭鬼の効果の発動にチェーンして雪女の効果発動
チェーン2の無効効果を処理し、チェーン1の蘇生効果を処理
その後「モンスターが墓地から特殊召喚に成功した」タイミングになるから雪女の効果が改めてチェーン1で発動
って感じだと思いました
似たテキスト「罠カードが発動した場合」を条件にする《オルターガイスト・マルチフェイカー》は罠にチェーンする形ではなく罠カードの発動&効果処理が解決した後に改めてチェーンブロックを作るので、おそらくその処理には当たりません。
雪女の②が永続の強制効果で馬頭鬼は発動の条件として除外される
コストの支払いを最優先に処理するとして実は除外された状態で発動してる条件も満たしているんです的な変態裁定に修正されて②の効果で無効になってる時点で③の発動条件を満たせないに一票
「星杯の守護竜」の『そのモンスターをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに守備表示で特殊召喚する』モンスター効果は発動する際に、自身をコストとして墓地から除外しますが、墓地にて発動する効果である事に変わりはありません。
-トリックスター・ナルキッスの裁定より-
そも(2)は相手限定なので自分の馬頭鬼なら問題ないですね
自分は③かなーと思います
めずきに関しては「除外コストによる発動」と「効果処理時の蘇生」でそれぞれトリガーを引いているんで2回発動できると思っていいと思います。違いはありませんが処理的には②、その上で壱に対する発動→弐に対する発動の順番はおそらく固定。
異なる条件で考えるとややこしいだけで、考え方的にはマクロコスモスと魂吸収がある時に死者への手向けを打つと、魂吸収の処理がどうなるか、と相違ないと思います。「手向けのコスト」「破壊したカード」「効果処理が終わり移動する手向け」の3回でトリガーを引いてるので効果が3回発動、チェーン3つが積まれて500+500+500=1500回復。破壊したカードに装備等あれば2つ目が1000回復に成ります。
甲虫装機ダンセル
ダンセルについてるホーネットをコストで墓地へ送ってダンセルについてる装備魔法を叩き割った場合2回誘発効果発動可能
場合の任意の誘発効果でタイミング的にも限りになく近い(一方は効果発動時、もう一方は効果処理時に誘発トリガーを満たす)例。
ちなみに処理方法はホーネットの効果処理終了後ダンセル同士でチェーン組む
ただまぁ裁定待ちが丸いと思う。
新たな説・具体的な実例など興味深いコメントを沢山ありがとうございます
今の所完全に一致するタイプの処理判例は今の所ないってことですかね
でも何となくできるような雰囲気は感じられます
これは裁定待ち…って事か?