今日の夜記事は、お洒落なカード名に心惹かれる新規《愉快な燐のきつねびゆらら》に注目！
フィールドの表側表示モンスター全てを炎属性に変えてしまうかなり変わった効果を持つモンスターで、若干状況限ながらもセルフss効果持ちという逸材！
属性を一色にするなら、とりあえず《御前試合》コンボから考えてみるか！？
「愉怪な燐のきつねびゆらら」効果考察・使い方
星３/炎属性/戦士族/攻 200/守1900
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの表側表示モンスターは炎属性になる。
(2)：このカードが墓地に存在し、相手のフィールドまたは墓地に炎属性モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
全体に影響を与える属性変更で色々楽しめる
フィールド全体に影響を与える効果なので、自らはコンボ用に、相手に対しては妨害用に……と言った感じで、状況・デッキによって運用方法が大きく異なる器用なカードです。
具体的に言うなら、炎属性であることが重視されるデッキにおける属性強制（他属性をルートに組み込んだりできる）や、相手の属性シナジーを乱すような役割を担うカードと言った所ですね。
――もうこの時点で、このカード単体での評価は難しくなって来るので、今回は相性の良いカードやデッキの紹介を中心に進めていきます。……という事で次の項目へGO！
「愉怪な燐のきつねびゆらら」と相性の良いカード
―――という事で、相性の良いカード（審議の余地あり）を5枚ほどご紹介。
御前試合
(1)：このカードが魔法＆罠ゾーンに存在する限り、
お互いのフィールドにそれぞれ１種類の属性のモンスターしか表側表示で存在できない。
お互いのプレイヤーは自身のフィールドの表側表示モンスターの属性が２種類以上の場合には
１種類になるように墓地へ送らなければならない。
属性統一効果と御前試合による定番コンボ（クラゲーンでお馴染み）！
自分自身のデッキが炎属性統一デッキである必要がありますが、決まれば強いコンボです。
―――ただ、ゆらら自身の攻撃力が200しかない為、②効果で守備展開するか、他のカードで守ってやる必要があるので、お手軽にできるコンボって訳ではないので要注意！
天孔邪鬼（アマノクジャキ）
星３/光属性/悪魔族/攻1000/守1000
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分はこのカード以外の、このカードと同じ属性の特殊召喚されたモンスターの効果を発動できない。
(2)：１ターンに１度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードのコントロールを相手に移す。
その後、このカードの属性を次のターンの終了時まで任意の属性に変更できる。
この効果はこのカードの元々の持ち主のターンにしか発動できない。
②効果で相手の場に送り付ける際に、属性を炎属性に変更する事でコンボ完了！
相手の場に炎属性（天孔邪鬼）がいる事で、《愉怪な燐のきつねびゆらら》の②効果による特殊召喚もサポートできるし、属性が炎属性一色になる事で相手のモンスター効果発動も封じる事が可能！
レベルも合わせ易いですし、シンクロやエクシーズ展開にも繋げやすくて良い感じ！
溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム、怒炎壊獣ドゴラン
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》、《怒炎壊獣ドゴラン》等、相手の場に送り付けられる炎属性のモンスターなら、相手のデッキ・墓地状況に依存せずに②の特殊召喚効果を活かす事ができます。
活用できそうなデッキ自体はピンときませんが、知識として把握しておくと何かのヒントになるかもしれません。
ウォーター・ドラゴン（小ネタ）
星８/水属性/海竜族/攻2800/守2600
このカードは通常召喚できない。
「ボンディング－Ｈ２Ｏ」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1)：このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの炎属性モンスター及び炎族モンスターの攻撃力は０になる。
(2)：このカードが破壊され墓地へ送られた時、
自分の墓地の「ハイドロゲドン」２体と「オキシゲドン」１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
フィールドのモンスター全てを炎属性にすることで《ウォーター・ドラゴン》の効果をフル活用するぜ！―――って、《ウォーター・ドラゴン》自身も攻撃力0になっちゃうじゃないですか！ヤダー！！
②効果による特殊召喚は「灰流うらら」が飛び交う環境なら比較的簡単
あと、最後にちょっとした捕捉なんですが、《灰流うらら》が飛び交う環境なら、《愉怪な燐のきつねびゆらら》の②効果の条件達成は容易そうですよね。
相手がうららを使うだけで、毎ターン出力できるレベル3って考えると、それだけで強そうかも？
この見た目で戦士族なのもちょっとした魅力
このビジュアルで戦士族なのも違和感あって逆に魅力ですね。あと、炎属性なのに守備力じゃなくて攻撃力が200なのも面白い！まぁ、攻撃力1900だったら、ゆららを召喚して《御前試合》を背負うだけのデッキとか生まれそうですしねｗ
コメント
待ってました。何かできそうで何も思い浮かばなかったので。
ウォーター・ドラゴンは笑いました。たぶん、彼ならその相性の悪さは克服するか、あるいはOPのあの炎の竜が…まさかね。問題は彼がこのモンスターをアイドルカード（だったかな）と見れるのか否かで、この小ネタが現実味を帯びたり帯びなかったり。
イゾルデでリクルートできるので
御前試合等他カードとのコンボは案外やりやすいかもしれないですね
ウォータードラゴンは確実に相打ちできること、死亡時に素材たちが帰ってくることを活かせればネタ枠とは言いきれないかも…
いや具体的には思い浮かばないんだけれども
0と0だと相打ちが起こらないだぜ…
このカードを活かそうとして相手を炎属性に変えると効果が意味なくなるというジレンマ
御前試合とこのカードが並ぶと、EXに炎属性モンスターは殆ど採用されないので何もできなくなる…ように見えて、炎属性のEXで唯一汎用的に採用されそうなトロイメア・フェニックスで割れるのが問題になるかな
ウォータードラゴン見て「おっ？相性いいか？」と思ってたら自分も0になって笑ったw
ウォータードラゴンさんたらお茶目さんなんだからｗ真面目に効果活用するならファイナルシグマ見たいな他のカードの影響を受けないのやレプティレスデッキ、あとはルーンみたいな特殊勝利狙うやつとか…まわりくどいなｗ