「樹冠の甲帝ベアグラム」の使い方・効果考察|でけぇ!強ぇ!かっけぇ!

昆虫&植物族テーマに革命を起こす(?)大型新人登場ッ!

今日の夜記事は、『PHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)』のホログラフィック枠でもある新カード《樹冠の甲帝ベアグラム》の特集です。

11期のホロ枠って、比較的汎用性の高いものがチョイスされてる傾向でしたが、今回はかなり種族サポートに寄ってますね。今後はこういう種族サポート系のホロも増えて行くんですかね?

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「樹冠の甲帝ベアグラム」の使い方・効果考察

特殊召喚・効果モンスター
星9/地属性/昆虫族/攻3400/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・墓地の昆虫族・植物族モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
自分は「樹冠の甲帝ベアグラム」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の魔法・罠カードの効果の発動に対して、相手はモンスターの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
昆虫族・植物族モンスター以外のフィールドの表側表示モンスターを全て破壊する。
このターン、このカードは直接攻撃できない。

収録:【フォトン・ハイパーノヴァ】

墓地リソースだけで3400打点が立つ可能性

効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻2800/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の昆虫族モンスター2体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。

《デビルドーザー》ちっくな特殊召喚条件を持った新種の昆虫族モンスター!

2体除外で特殊召喚できる《デビルドーザー》に対し、《ベアグラム》は計3体とかなり重めなんですが、コストを手札からも支払えたり、植物族も除外可能だったり、墓地からも特殊召喚できる等々、コスト面・特殊召喚範囲面で優れている要素がかなり多い印象です。

それでいて、サイズもでかい上に効果も強いですからね。正に新時代の《デビルドーザー》と呼ぶに相応しい1枚だと思います。

でもまぁ、だからと言って《デビルドーザー》の存在意義が損なわれている訳でもなくて、そこは1ターンに1度しか特殊召喚できないってテキストでちゃんと配慮されているのが偉いですね。

……まぁ、「3枚除外は重すぎる!」ってデッキや、「1ターン中に1回の特殊召喚じゃ物足りない!」ってデッキもあると思うので、そこはデッキに応じて選択しよう!って感じ。

魔法・罠カードの効果発動に対してモンスター効果を発動できなくなる永続効果


▲おろ埋とかならまだしも、チェーン不可の芝刈りとか笑えん

モンスター効果限定とはいえ、これはかなり強烈な永続効果ですね。

各種サーチや墓地肥やしを有する魔法・罠カードの効果の発動に対して、《灰流うらら》やモンスター効果による無効効果をチェーンできなくなるってのはかなり大問題!

チェーン不可の《隣の芝刈り》とかちょっと考えたくないレベルですし、ベアグラム=確実に処理しておきたい存在って認識で間違いないと思います。

昆虫族・植物族以外の表側表示モンスター全てを破壊する効果

直接攻撃できなくなるというデメリットこそありますが、ほぼノーリスクで相手フィールドにのみ損害を与えられるのは魅力出来ですね(自分の場は昆虫・植物がメインでしょうし)。

EXから昆虫・植物族以外のモンスターを展開する場合は、ベアグラムの効果を使った後に出す事でケアが可能。ベアグラムを素材にして展開すると直接攻撃不可もケアできて一石二鳥です。

なお、何気に②効果に名称ターン1が無いので、複数体並べて連続発動なんて事も可能です。

《共振虫》等、アクセスするカードがとにかく多い

効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1000/守 700
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキからレベル5以上の昆虫族モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードが除外された場合に発動できる。
デッキから「共振虫」以外の昆虫族モンスター1体を墓地へ送る。

高レベルの昆虫族モンスターという事で、《共振虫》でサーチなどが容易なのも大きな強みです。

リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/昆虫族/攻1000
【リンクマーカー:左下/右下】
昆虫族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、手札を1枚捨て、
このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
デッキから昆虫族モンスター1体を選び、
攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとして対象のモンスターに装備する。
(2):自分の墓地の昆虫族モンスター3体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。

更に言うなら、一度装備を経由して墓地に落とせる《甲虫装機ピコファレーナ》でも容易にアクセスできる為、かなり扱い易いカードになっていると思われます。

デビルドーザーとはしっかりと差別化されている印象

効果モンスター
星8/地属性/昆虫族/攻2800/守2600
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の昆虫族モンスター2体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚する事ができる。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手のデッキの上からカードを1枚墓地へ送る。
きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

《共振虫》でサーチできるss可能な高レベル昆虫という事で、今後《デビルドーザー》と比較される事が多そうではありますが、個人的にはどちらも甲乙付け難いって印象ですね。個体の強さでは圧倒的に《ベアグラム》の方が上ですが、《デビルドーザー》には、何度も特殊召喚可能(コストが許す限り)という古いカードならではの強みがありますからね。うーん、これはどちらも捨てがたい……。

コメント

  1. 匿名 より:

    植物もokだからロンファ3から植物出せば条件整うのは何かできそう

  2. 匿名 より:

    今の昆虫テーマ縛りきつくて制圧モンスターがほぼないから罠型にしやすくなるのはありがたい。

  3. 匿名 より:

    ついにデビルドーザーを越える大型昆虫族が登場しましたね
    昆虫族に足りなかった打点と除去を兼ね備えた効果に加えて墓地からも特殊召喚できるのは強いですね
    今後昆虫族デッキを組む際の必須カードになりそうです

  4. 匿名 より:

    個人的に巨大昆虫と言うとアニメ等の明るい緑色やそれなりにカラフルな配色のイメージでこのモンスターには面食らいました。一応遊戯王もカッコいい配色を意識しつつカラフルな昆虫や虫の方が多いですけどね。
    今や王カテゴリの代名詞の同名カードは展開できない系の制約好きですね。甲帝は厳密には違うけど王以外の一部が持つこの唯一感に別格感の演出がたまらない。
    ストーリー性があるとして効果を考えると、①は冷戦、②が戦争でしょうかね。冷戦ってたしか別の表現があったような気がするけど、ともかく暴力の有無にかかわらず、帝の敬称・格は伊達ではないことが伺い知れそうです。②は抜け目があるけどそこは純粋な暴力(戦闘)で制圧とか。

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