今日の朝記事は、2022年10月15日発売『PHOTON HYPERNOVA|フォトン・ハイパーノヴァ』に収録された新カード《次元同位体ヴァリス》の特集です。
自身と同じ属性・種族のモンスターとの戦闘では破壊されないという耐性効果と、宣言した属性・種族に変化できるという変化効果を持ったサイキック族モンスター!
「変化効果で耐性をコントロールして壁にしよう!」って狙いのカードなんですが、何気にチューナーなのでシンクロ展開の補助にも使えたりできて、結構器用な一面も併せ持つ1枚です。
次元同位体ヴァリス」効果考察
星1/光属性/サイキック族/攻 0/守 0
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは、このカードと種族または属性が同じモンスターとの戦闘では破壊されない。
(2):種族と属性を1つずつ宣言して発動できる。
このカードは相手ターン終了時まで宣言した種族・属性になる。
種族と属性を自由自在に変えられる面白モンスター
▲フリチェなら緊テレから奇襲して壁にする~とかも出来たんですけどね
種族と属性を1つずつ宣言し、その宣言した種族・属性になるカメレオン効果!
このカードの面白ポイントは何と言ってもコレですよね。
一応、①効果による耐性を②効果でサポートするという自己完結要素を持っているにはいるんですが、別に②効果がフリチェって訳でも無いですし、これだけで耐えきるのは流石に難しそう…。
まぁ元々が光属性なので、バトルフェイズ中に《緊急テレポート》で特殊召喚し、光属性デッキに対する鉄壁みたいな運用はできなくはなさそうですが、基本的にはコンボや展開用のカードですね。
属性や種族を指定するシンクロ展開に便利
星8/闇属性/悪魔族/攻2500/守1800
光属性チューナー+チューナー以外の闇属性モンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このターンにカードが除外されている場合、このカードの攻撃力は2000アップする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃でき、
このカードが戦闘で破壊したモンスターは墓地へは行かず除外される。
(3):このカードが相手によってフィールドから離れた場合に発動できる。
「カオス・デーモン-混沌の魔神-」以外の「カオス」Sモンスター1体をEXデッキから特殊召喚する。
まぁ、収録されたタイミング的に考えても、「素材指定の重いシンクロ展開に使ってね!」って事なんでしょうね(※収録弾『フォトン・ハイパーノヴァ』はカオスシンクロが同時収録)。
(……あ、でも、今回のカオスシンクロって光属性チューナー指定ばっかりだ……)
シンクロ・効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2400/守2100
戦士族チューナー+チューナー以外の戦士族モンスター1体以上
このカードの攻撃力よりも高い攻撃力を持つモンスターから
攻撃を受けた場合、このカードはその戦闘では破壊されず、
戦闘を行った相手モンスターをダメージ計算後に破壊する。
▲不退の荒武者ってカード、素材の割に控えめ過ぎだろッ!
まぁ、もっともっと縛りの重いシンクロ体には使えるから(ズムウォルトとか不退の荒武者等)
サポートカード多め!色々と恵まれたステータス
恵まれたステータスによって幅広くサポートを受けられるのも魅力の1つ!
- 緊急テレポート(サイキック族)
- ワン・フォー・ワン、ワンチャン!?等(レベル1)
- ピリ・レイスの地図、ストーンヘンジ等(攻撃力0)
- オネスト(光属性)
でもまぁ、《緊急テレポート》や《ワン・フォー・ワン》で特殊召喚したり、《ピリ・レイスの地図》でLPを半分払ってサーチする弾としてはちょっとカードパワー低めって印象は否めないか…。
……ま!サポートが多くて困る事なんてないので、それはそれって事で!
ラルバウール等、面白コンボメーカー
星1/闇属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドのモンスターが戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
自分の手札を1枚選んで捨て、対象のモンスターと同じ種族・属性で
カード名が異なるモンスター1体をデッキから手札に加える。
種族・属性変動を交えたコンボで面白いと思ったのがコレ!
属性・種族を変更した《次元同位体ヴァリス》を対象として《妖醒龍ラルバウール》の②効果を発動する事で、デッキ内の好きなモンスターをサーチできちゃう超絶コンボ!
ヴァリスの効果がフリチェじゃないのが少し残念ですが、上手くいけば色々サーチできそうですね。
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):2000LPを払い、自分フィールドのレベル4以下のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターと同じ種族・属性・レベルでカード名が異なるモンスター2体を
デッキから特殊召喚する(同名カードは1枚まで)。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
後は、《同胞の絆》とのコンボも面白そうではあります(…想像するだけで凄そうなデッキですが)
何となく「ディメンション・アトラクター」に似てると思いました
全然関係ない話ですが、アトラクターとヴァリスって構図が滅茶苦茶似てるなって思いました。……次元に纏わる合体技が飛んできそう(こなみかん)。
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