今日の夜記事は、2022年3月18日発売予定『ザ・ヴァリュアブル・ブックEX2』に付属予定の新カード《クロニクル・ソーサレス》をチェックしていきます。
【青眼|ブルーアイズ】と【師匠|ブラマジ】の2テーマにまたがる効果を持った闇属性・魔法使い族!
比較対象になりそうな強力なライバル枠がわんさか存在する2テーマの中で、このカードはしっかりと存在感を示す事が出来るのか否か……!?
クロニクル・ソーサレス:効果考察
効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1250/守1250
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のモンスターの属性によって以下の効果から1つを選択して発動できる。
●光:「クロニクル・ソーサレス」を除く、
「青眼の白龍」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから墓地へ送る。
●闇:「クロニクル・ソーサレス」を除く、
「ブラック・マジシャン」1体またはそのカード名が記されたカード1枚をデッキから墓地へ送る。
ブルーアイズ視点での評価
落とせる範囲がかなり広いので、把握し易いように箇条書きでご紹介!
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守 0
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
自分フィールドまたは自分の墓地に「青眼の白龍」が存在する場合にしか発動できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、フィールドのカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカード以外の自分フィールドのカードは相手の効果では破壊されない。
(3):このカードが戦闘を行うダメージステップ開始時に、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「ブルーアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その表側表示モンスターは自身以外のカードの効果を受けず、戦闘では破壊されず、
そのモンスターと戦闘を行ったモンスターはダメージステップ終了時に破壊される。
(2):このカードが墓地に存在し、自分が「青眼の白龍」の召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
ブラック・マジシャン視点での評価
(1):手札から「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。
その後、デッキからレベル7以下の魔法使い族・闇属性モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドに「ブラック・マジシャン」が存在する場合、
墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の手札・デッキ・墓地から、
「魂のしもべ」以外の「ブラック・マジシャン」のカード名または
「ブラック・マジシャン・ガール」のカード名が記されたカード、
「ブラック・マジシャン」の内、いずれか1枚を選んでデッキの一番上に置く。
(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。
お互いのフィールド・墓地の、「守護神官」モンスター、「ブラック・マジシャン」、
「ブラック・マジシャン・ガール」の種類の数だけ自分はデッキからドローする。
どちら視点でも召喚権がかなり気になってしまう
青眼視点だと《蒼き目の賢士》、師匠視点だと《マジシャンズ・ロッド》に召喚権は割きたい所なので、セルフSSまたは展開手段が乏しいカードをこれ以上採用するのはちょっと抵抗があるかも?
「召喚権要員を増やしたい!」という考えの元での採用も無い訳ではないですが、それでも《宣告者の神巫》から《イリュージョン・オブ・カオス》サーチ(ブラマジ視点)みたいな動きがある以上、それを押しのけての採用ってなると中々にハードルが高い気がします。
あと、起動効果なのも気になり所で、これが誘発効果なら《マジシャンズ・ナビゲート》から特殊召喚して~~~みたいな動きも出来たんですけどねぇ……(;^ω^)
周囲のカードが強いからこその悩みではありますが、召喚権問題は常に付いて回る課題でしょう。
おまけ:ステータスにもちょっとした秘密が!?
星7/闇属性/魔法使い族/攻2500/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに元々の攻撃力または元々の守備力が2500のモンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合、
自分フィールドの、「ブラック・マジシャン」または「青眼の白龍」1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで2500アップする。
「何故に攻守1250?」って思った人もいるかもしれませんが、これはVジャンプ2021年12月号付録カードである《クロニクル・マジシャン》のステータスを意識した結果でしょう!
《クロニクル・マジシャン》は、原作漫画25周年を記念したカードで、攻守のステータス・効果によるバフ等、ありとあらゆる点で2500にこだわったカードになっています。
しかも、「ブラック・マジシャン」の攻撃力の値(2500)と「青眼の白龍」の守備力の値(2500)と一致するというエモポイントもある為、色んな意味で都合の良いステータスを持った存在です。
なので、その弟子(?)にあたる《クロニクル・ソーサレス》は2500/2500を半分にした数値である1250/1250になった……というのが管理人の予想です(本当の所は謎ですが……)。
器用だけど難しい1枚
1枚で複数のテーマにシナジーしているだけあって、やはり器用貧乏感は拭えない印象ですね。
ディスアドムーブでも良いので、せめて自身の効果で特殊召喚とかできればなぁ……(;^ω^)
でもまぁ、イラストは良いので1枚は確保したいですね!カワ(・∀・)イイ!!
コメント
闇属性・魔法使いなので いつか魔術師で面白い動きができるカードになってくれるといいなぁ・・・
墓地に属性要求するのもかなり微妙な気がする。
もちろんどっちも簡単に貯まるけど初動にはならんし
青眼かブラマジカードを手札から見せて特殊召喚できたら入れてた
個人的にレベル6が良かったなぁ〜…と(ブラマジ師弟を意識して)。
それプラスやっぱり自身を手札から特殊召喚する効果は欲しかったですよね。
どこか感じるサイレントパラディンの匂い…
いっそどちらかじゃなくて両方使えるんだったら変態デッキへの誘導になって面白そう
サーチ先がダブついたときにピン刺ししておくと幸せになれ…るかもしれない
初動札っぽいけど墓地参照だから結局カード複数要求されるからなぁ もう少し器用であって欲しかった。欲出過ぎかな