『万物の始源「水」』効果考察|ステルスクラーゲンやグレイドルと組み合わせると面白いか?

今日の夜記事は、2024年10月26日発売『スプリーム・ダークネス』に収録された新カード《万物の始源「水」(ヘー・アルケー・ヒュドール)》に注目してみました。

場の水を破壊して墓地のモンスターを蘇生、墓地の水属性を蘇生して場のモンスターを破壊。

1枚で2つの再生と破壊効果を内包したかなり味がしそうな魔法カードの登場です。個人的にはステルスクラーゲンかグレイドル辺りと一緒に使ってみたいかなぁ……?

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万物の始源「水」(へー・アルケー・ヒュドール)効果考察

通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの持ち主のフィールドの水属性モンスター1体を破壊し、
対象のモンスターをそのフィールドに守備表示で特殊召喚する。
(2):このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、
自分か相手の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの持ち主のフィールドのモンスター1体を破壊し、
対象のモンスターをそのフィールドに守備表示で特殊召喚する。

収録【スプリーム・ダークネス】

破壊と再生を繰り返す2つの効果

万物の始源「水」(へー・アルケー・ヒュドール)①効果
(1):自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの持ち主のフィールドの水属性モンスター1体を破壊し、
対象のモンスターをそのフィールドに守備表示で特殊召喚する。
1つ目の効果は自分・相手の墓地のモンスターを対象にとって、その持ち主のフィールドの水属性モンスターを破壊して対象としたモンスターを守備表示で蘇生する効果。
相手が水属性を使うデッキなら除去として使う事もできますが、基本的には自分の場のモンスターを破壊して墓地のモンスターを蘇生する効果として使う事になると思います。
消費だけで見ると2:1交換ですが、破壊トリガーが絡めば十分に取り戻せそうではあります。
墓地で対象にとるモンスターには指定が無いので、水⇒他の属性という動きもできますね。そう考えると、構造化できるのであれば、必ずしも水属性統一である必要はなさそうです。
万物の始源「水」(へー・アルケー・ヒュドール)②効果
(2):このターンに墓地へ送られていないこのカードを墓地から除外し、
自分か相手の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの持ち主のフィールドのモンスター1体を破壊し、
対象のモンスターをそのフィールドに守備表示で特殊召喚する。
2つ目の効果もかなり似てはいるんですが、コチラは墓地で対象にとるモンスターに水属性の指定があり、逆にフィールドで破壊するモンスターには属性の指定がなくなっています。
これも相手が水属性のモンスターを多用するデッキなら除去として機能させることができるんですが、水属性の汎用ってあんまりピンとこないので、完全にコンボ用になると思います。
まぁ、どちらの効果も自分が水属性のテーマを使っていて、噛み合ったらワンチャン除去にも使えるよー!って感じのカードですかね?
収録タイミング的には【海皇】とか【クリストロン】での使用を想定してそうですが、どちらも展開に関しては既に事足りてそうなので、それ以外で相性の良いテーマを探した方が良いかもですね。

ステルス・クラーゲンと結構相性が良さそう

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/水属性/水族/攻1900/守1500
水属性レベル4モンスター×2
(1):フィールドの表側表示モンスターは水属性になる。
(2):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手フィールドの水属性モンスター1体を選んで破壊し、その攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
(3):X召喚したこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードが持っていたX素材の数まで、EXデッキから「ステルス・クラーゲン・エフィラ」を特殊召喚する。
さらにその特殊召喚したモンスターそれぞれに、自分の墓地から水属性モンスターを1体まで選んでそのX素材にできる。

《万物の始源「水」》の①効果はフィールドの水属性モンスターを参照する為、フィールド全体を水属性に変えられる《No.4 猛毒刺胞ステルス・クラーゲン》との相性はかなり良さそうです。

相手フィールドの強いモンスターは破壊して、墓地の弱めなモンスターと入れ替えられるの結構便利そうですね。

何ならステルス・クラーゲンを能動的に破壊したりもできるし、色んな意味で相性が良いっすねぇ。

あとはグレイドルでコンボするのも良いですねぇ

効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 500/守1500
(1):自分のモンスターゾーンのこのカードが
戦闘または魔法カードの効果で破壊され墓地へ送られた場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、
装備モンスターのコントロールを得る。
このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。

フィールドのモンスターを破壊しつつ蘇生できるカードという事で、これは【グレイドル】と一緒に使わない手は無いですね。

しかも1枚で2回分の破壊トリガーになれるし、かなり相性良いのではないでしょうか?

まぁ、収録タイミング的には【クリストロン】意識なんでしょうけど、あっちは今回の強化で相当強くなったので、わざわざ《万物の始源「水」》を採用する必要は無くなってそうですね。

最終的に四属性分でてくれると嬉しいですねぇ

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

雰囲気的に四属性分でそうなカードなので、そうなってくると破壊をトリガーにしやすい炎属性とかが強くなりそうだなーって思いました。まぁ、この手のカードは属性の特色を反映する傾向にあるので、そのままって事は無いでしょうけどね。

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コメント

  1. 匿名 より:

    蘇生効果が守備表示じゃなければサイバースでスプラッシュメイジやクリスタルハート使ったあと墓地のリンクモンスターと入れ替えてリンク数増やすとか出来たんですけどね

    水属性の汎用といえばやはりここでも壊獣ガメシエルさんですかね
    守備表示ですから最低限壁になりますしユベルや炎王なんかの破壊テーマと合わせても機能します。あとは大元は七星関係での規制ですがカタパルトタートルさんはこのために居なくなった可能性もありますね

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