【Vジャンプ2024年3月特大号】付録カード《マジックカード「死者蘇生」》を大特集!
お昼の情報公開時にも多少触れはしたんですが、これはもっと深堀りしておくべきカードだと思ったので、緊急で更に詳しい考察記事を用意しました。
勿論状況次第ではあるけど、ぶっちゃけ《死者蘇生》よりも既に強くない!?
マジックカード「死者蘇生」効果考察
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分か相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。このターン、この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃できず、その効果は発動できない。
ココが凄いよ!マジックカード「死者蘇生」
凄い①:攻撃不可・効果発動不可だけど速攻魔法の死者蘇生
縛りはそれなりについていますが、自分の墓地だけでなく相手の墓地も対象にとれるので、マジで速攻魔法バージョンの《死者蘇生》として調整されています。
一応名称ターン1ではありますが、制限カードである《死者蘇生》と違い、デッキに複数枚採用する事も出来るので、往復で強く使えるデッキなら複数枚採用するのも全然アリだと思います。
凄い②:相手の《墓穴の指名者》等の墓地メタをケアする手段になり得る
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及び
そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
速攻魔法なので相手の《墓穴の指名者》にチェーンして対象を逃がす等の活用法も可能!
自分が発動した《増殖するG》を対象とした《墓穴の指名者》にチェーンして対象を蘇生・回避したり、相手の「ビーステッド」にチェーンして対象を蘇生したり等、様々な活用法が模索できます。
墓穴のケア手段にもなるって流石に器用すぎますねぇ(最高)!
凄い③:相手の蘇生効果にチェーンすることで対象不在にする事が出来る
上で墓穴のケア手段になる話をしましたが、逆に相手の蘇生を妨害するという活用法もあります。
相手が発動した《死者蘇生》等の対象をとる蘇生札にチェーン発動する事で、その対象モンスターをこちらの場に相手より先に特殊召喚しちゃいましょう!
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分の墓地の、「デスピア」モンスターまたは「アルバスの落胤」1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分の手札・フィールドから、レベル8以上の融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン直接攻撃できない。
後は《赫の烙印》等の対象をとる墓地回収効果の妨害としても見所がありますね。うん、美味い。
凄い④:永続効果には影響なし!
星5/闇属性/魔法使い族/攻2200/守 800
「シャドール」モンスター+闇属性モンスター
このカードは融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
(1):フィールドのこのカードは相手の効果では破壊されない。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いに1ターンに1度しかモンスターを特殊召喚できない。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「シャドール」魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
効果発動できないデメリットは永続効果には影響がない為、各種「結界像」モンスター、《エルシャドール・ミドラーシュ》等の制圧系の永続効果持ちとの相性は抜群!
《簡易融合》と《マジックカード「死者蘇生」》の2枚で相手ターンミドラも出来ちゃうお手軽さ!
凄い⑤:効果発動不可を逆手に!デメリット効果を踏み倒そう!
星10/神属性/幻神獣族/攻 ?/守 ?
このカードを通常召喚する場合、3体をリリースして召喚しなければならない。
(1):このカードの召喚は無効化されない。
(2):このカードの召喚成功時にお互いはカードの効果を発動できない。
(3):このカードの攻撃力・守備力は、自分の手札の数×1000アップする。
(4):相手フィールドにモンスターが攻撃表示で召喚・特殊召喚される度に発動する。
そのモンスターの攻撃力は2000ダウンする。
0になった場合そのモンスターを破壊する。
(5):このカードが特殊召喚されている場合、エンドフェイズに発動する。
このカードを墓地へ送る。
効果発動不可は強制発動する効果にも影響が出る為、デメリット効果持ちを蘇生し、それを踏み倒すような使い方もできます。
当然、神を特殊召喚した際のエンドフェイズの強制効果(墓地送り)も踏み倒す事が可能!
オシリスは流石に浪漫が過ぎますが、素が4000/4000で強いオベリスクは最適な気がしますね。
凄い⑥:そもそも攻撃・効果発動不可はそのターン中のみ!
そもそもの話、攻撃や効果発動が出来ないのは特殊召喚したターンのみなので、自分のターンに蘇生しておいて次のターンの妨害としたり、伏せておいた《マジックカード「死者蘇生」》を相手のエンドフェイズ等に発動し、返しのターンに機能させたりは当然できます。
これは良カード!流石に3枚持っておきたいぜ
ブラマジみたいに特定のモンスターを場に展開するメリットが大きいデッキとの相性は言うまでも無い為、特定のモンスターや名称を参照したり、融合等でリソース活用するデッキに心当たりがある人は特に要チェックなカードだと思います。
それ抜きで考えてもかなり有用なので、とりあえず3枚は持っておいて良いカードじゃないでしょうか?これは久々に凄ぇ汎用カードが来たって感じがします。
コメント
一応、神のデメリット踏み倒しは発動ターンに限定されることは触れた方が良いような?
毎ターン墓地送り効果は発動してしまうので
失礼しました。補足しておきます。
これ普通に強そう
ちゃんと強いけど抹殺ほどヤバくは無いし
買い占めとかも無くてちゃんと買えそう
ブラマジ限定でなんか効果欲しかったな
テキストがシンプルなカードは強いの法則
実際に強いのかはともかくかなり好きなカードですね
ファンデッキにも入れやすい
相手が投げた誘発を蘇生できるし貫通札にも良さそう
増Gにチェーンしてドロー数を抑えつつリンク値稼いだり
《死者蘇生》より強いは流石に言い過ぎな気もする
制約や効果が思ったのと違ってすごくシンプル
蘇生の延長線上のカードだけど、墓穴やビステを避けられる独自性が強くてうまく使えるとお洒落なカード
マスターデュエルにこそ欲しいのです