烙印ストーリーは一段落したけど、チラッと出てくる関連カードシリーズ!
今日は、《氷水帝エジル・ラーン》と氷漬けになった《深淵の相剣龍》の億年の時の流れを思わせる意味深カード《億年の氷墓》を大特集!
氷水唯一の生き残りであるエジルラーンと、その仇である深淵の相剣龍、この最高に重苦しい状況に、互いは何を思い続けるのか?ううぅ、見てるこっちの息が詰まりそうだよ……。
億年の氷墓|効果考察・使い方
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、相手モンスターの効果による、破壊以外の方法で、自分フィールドのモンスターがフィールドから離れた場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このメインフェイズを終了する。
●次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップする。
■相手のモンスター効果による、破壊以外の方法限定
■選べるモードがこのメインフェイズor次の相手ターンのメインフェイズ1の終了orスキップなので、結局メインフェイズ2で展開されるという懸念が残る
■結果的にバトルフェイズをやり過ごす効果に落ち着きがちだが、それなら他にもっと使いやすいカードが存在する気はする
発動フェイズの指定・条件が少し気がかり
このカード、気になるポイントが細々とあって……
- 発動できるフェイズに指定がある
- 発動条件が相手依存
- しかもモンスターの効果による破壊以外の除去限定
サッと思い浮かべるだけでも、これだけの課題が出てくる上に、これを踏まえた上での効果が実質メインフェイズ1のスキップのみってのはちょっと考え物です。
せめて、魔法や罠の効果にも反応してくれればよかったんですけど、まぁ、そもそも破壊に対応してない時点で、一番起こり得るであろう状況(開幕サンボル等)をカバーできないですもんね。
自分の先攻1ターン目のニビルに対するカウンターになるのは面白い
リリースによる墓地送りにも対応できる為、こちらの先攻1ターン目に投げられた《原始生命態ニビル》をトリガーとして《億年の氷墓》を発動する事も当然できます。
―――この場合、『●次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップする。』を選択する事で、次の相手ターンのメインフェイズ1による展開を抑止する事ができますが、相手の場にはニビルが落ちてきている訳で、こちらの場のトークンのサイズ次第ではそのまま戦闘突破されてしまいます。
しかも、勿論メインフェイズ2は行える為、そこから次のターンの制圧を敷かれてお陀仏っ!て流れがありありと想像できてしまうのが、何とも言えない悲しさを感じさせます。
《端末世界》を併用を推奨!
自分メインフェイズ1にこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いのメインフェイズ2をスキップする。
―――そんな、あと一声二声足りない《億年の氷墓》ですが、フィールド魔法である《端末世界|ターミナルワールド》を併用すれば話は結構変わってきます。
これなら相手のメインフェイズ1とメインフェイズ2の両方をスキップ出来る為、ちょっと笑えない状況になってきますよね(こっちはニコニコ出来るけど)!
しかも、これはニビル以外のシチュエーションでも併用できるので、《億年の氷墓》を使う=《端末世界》の併用は、結構あるあるなんじゃないでしょうか?
面白い効果だけどちょっと後ろ向きな対策ではあるよね
効果自体は滅茶苦茶面白いとは思うんですが、やっぱり除去に対する対策としてはちょっと後ろ向きすぎる印象は否めませんよね?除去自体を止めるのではなく、除去された事によって相手にデメリットを強いるって姿勢が、もうなんか破滅的思考って言うか……(笑)。あ、でも、このイラストのフレーバー的には滅茶苦茶マッチしてるので、カードデザインとして秀逸なのは間違いないと思います。
コメント
氷水デッキではエジルギュミルや承影のような高打点効果破壊耐性がいて、浸蝕のリクルート効果も同じ条件なので合わせて使うのは面白そうですが。
やっぱり必要枚数が多くて相手依存では採用は難しいですね。
アーティファクトデュランダルで自分のアーティファクト割らせたら発動できるのかな
端末世界は永続魔法ですが記事ではフィールド魔法になってしまっています。
名前が紛らわしいですよね