本日の主役は、今をトキメクパワーカード《精神操作》についてです。
リンク召喚導入以降、その使い易さと効果の強さによって常に環境で使われ続けています。
シンクロ期で大暴れし、エクシーズ期で退き、リンク期で再隆盛。このカードはある意味、遊戯王OCGの軌跡を体現する存在なのかもしれません。
コントロール奪取除去の代名詞《精神操作》についておさらいしましょう!
精神操作
《精神操作/Mind Control》 通常魔法 (1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない。 |
相手フィールドのモンスター1体を対象として、そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで奪取する通常魔法。
コントロール奪取したモンスターは攻撃もリリースも出来ない為、本来ならば壁を外して攻撃を通したり、特定のカードとコンボするだけのカードでしたが、ルールの更新・新召喚方法の登場で用途の幅を広げたカードになります。
特にシンクロ召喚・リンク召喚との相性は抜群であり、コントロール奪取兼除去兼展開リソース札として機能するスーパーカードに早変わりしてくれます。
破壊耐性や身代わり効果をすり抜けられるのが超優秀!
ここら辺を突破するのにホント便利。破壊耐性・身代わり効果の増加も《精神操作》の強さ向上に一役買っている要因と言えるでしょうね。
実質《心変わり》という事実
《心変わり/Change of Heart》 通常魔法 相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して発動する。このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスターのコントロールを得る。 |
禁止カードである《心変わり》と比較しても、攻撃できない・リリースできないという部分以外に違いはありません。
仮に《心変わり》を使用したとして、コントロール奪取したモンスターを攻撃やリリースに使う必要性って、リンク召喚が存在する現在となっては、かなり薄くなっているように思えます。
そうなって来ると、《心変わり》と《精神操作》の間の差異ってほとんど無いに等しいのでは?
《洗脳-ブレインコントロール/Brain Control》 通常魔法 (1):800LPを払い、相手フィールドの通常召喚可能な表側表示モンスター1体を対象として発動できる。その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。 |
少なくとも、エラッタされて弱体化した《洗脳-ブレインコントロール》よりも《精神操作》の方が強いのはは違いないですよね。
シンクロ時代よりも実質強いのに無制限って凄くね?
《精神操作》はシンクロ時代にも猛威を振るい、結果制限カードに指定された経歴を持っているカードですが、あの時以上に使い易くなっているにも関わらず、無制限ってある意味凄いです。
まぁ、刺さらないデッキも勿論ありますけど、それでもメイン・サイドどちらでも腐り難いパワーカードである事は間違いないはずです。
《心変わり》は頑に禁止カードなのに、ほぼ同じ動きをする《精神操作》が無制限なのって確かに違和感あります(…最近コメント欄で言われてハッとしました)。
規制されないまま10期を乗り越えるか?
何かのタイミングで規制されても不思議じゃないレベルのカードだと思っていましたが、どうやらノー規制のまま10期をスルーしそうな勢いです。
まぁ、現代遊戯王の先攻制圧ってエグイし、これ位無いと後攻はまくれないって考え方なんだと思います。
プールの増加・ルール変更で弱体化するカードが多い中、登場時よりも格段にパワーを高める《精神操作》という稀有なる存在。このカードは今後も末永く使われ続ける事でしょう…。
コメント
ミラーの時の強さたるや…
特に相手モンスターで転生リンクはズルすぎる
メタルフォーゼでパクって割ったり融合素材にしたりして遊んでます
何気にEXゾーンから動かせるというのも役に立ったりしますね
スカルデットのマーカーを潰したり閃刀魔法を潰したり…まあ苦し紛れではあるが
現代遊戯王って言い方煽ってるみたいでほんと嫌い
どこに煽り要素が?
煽りなわけないじゃん
なんか辛いことあったの?w
他意は全く無いのでご理解いただければ幸いです。
スクラップではワイバーンの素材指定によりウルトラパワーカードとして機能してます。リサイクラーの使用を避ける旧態依然とした構築の【スクラップ】では頼らざるを得ない。
EXモンスターゾーン以外も奪えるのが強み。
相互リンクも崩していけるし、無効化されてもターン1無いのが良い点。