発売から少し日は経ってしまいましたが、カズキング久々のオリジナル漫画連載を当ブログが追いかけない訳にはいきません。
これから毎週、空いた時間に感想記事をUPしていければな…と考えているので、良かったらご自身の感想と照らし合わせてみて下さい。
それでは、『THE COMIQ』第一話(vol.1)の感想はじまりはじまり☆
※:漫画の内容(一部ネタバレ)が含まれているので、必ず本編を読んでから読むようにしてください。
『THE COMIQ』は週刊少年ジャンプで短期集中連載されています
『遊☆戯☆王』高橋和希先生が描く短期集中連載『THE COMIQ』が週刊少年ジャンプ46号(10/15発売)より掲載決定!!|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト https://t.co/OFPD1JB0hP
— 少年ジャンプニュース【公式】 (@shonenjump_news) 2018年10月10日
恋するペンデュラムで始まってビックリ
1ページ目は注意書き+獄中作業という暗い印象で始まる本編ですが、ページをめくると可愛らしい表紙&「会いたい…会いたくない…揺れる想いは振り子の時計…」ってポエム度MAXな走り出しで何事かと思いました。
…しかも主人公が執筆している漫画のタイトル『恋するペンデュラム』って…(笑)。
漫画の制作現場の実情について詳しくはありませんが、漫画の分業体制ってのは昔から耳にしますし、駆け出し漫画家の主人公(坂巻くん)にアシスタントが一人もいなくってカツカツってのも何となく現実味を帯びてますね。
冒頭で主人公が相持さん(担当編集者)に背景作業の秘密を投げかけるシーンの≪背景バックのニッコリ顔キュピーン≫はカズキング感をヒシヒシと感じました。
あと、ファニーラビット型のUSBメモリ等のファンサービスにも注目です。
漫画の背景作成は実在する刑務労働です
一部の民間刑務所では、実際に漫画の背景作成を刑務労働として導入している実例が存在します。
確かツイッターとかでも多少話題になったと記憶しているので、ご存知の方は結構多いのではないでしょうか?
……カズキングがそういったニュースから着想を得たのかどうかまでは分かりませんが、この実例が『THE COMIQ』にリアリティを与えているのは事実だと思います。
冤罪で投獄された青年が漫画背景の刑務作業を通して無実を訴える…スゲェ話だ。
漫画作画のライブ配信とか今っぽい
姫川聖矢ナマ☆ナマWEB動画ー!!
背景作成の刑務労働もそうですが、漫画家が原稿作成をライブ配信するってとっても今風ですよね!
実際、作画風景をライブ配信している漫画家さんやイラストレーターさんは実在していますし、イラスト・漫画の公開手段が多様化しているという「今」を感じる描写でした。
『恋するペンデュラム』の背景で滅茶苦茶動揺していた姫川先生ですが、やっぱり「ハロウィン殺人事件」の真相に繋がる存在なんでしょうか?
…坂巻の原稿データを消したのは姫川先生?もしくはその息がかかった者???
あと、ニコニコ風の字幕の中に見覚えのあるアイコンがいくつか混ざっているので、手元にある人は読み返してみると面白いですよ!
冤罪で投獄されし馬場勝男くん
漫画背景にSOSを仕込んだ馬場君、その意思を汲み取り、力になってあげたいと立ち上がる坂巻。
「必ず真実をつきとめて君に 自由を!!俺たちの漫画の力で!!」
…とありますが、具体的にどうやって真相を突き止めて行くんでしょうね?
馬場くんが背景にメッセージを込める⇒それを『恋するペンデュラム』で発信する⇒漫画が読者に認知され当時の目撃情報が出てくる⇒真犯人が焦って坂巻を狙う⇒ボロを出す的な?
ミステリーを漫画の力で解決する…これは新感覚。…来週の連載も楽しみにしたいと思います。
コメント
おもしろかった、というか話の構成が上手で引き込まれる感じ
どちらかというと漫画を読んだというよりは何らかの小説を読んだ気分になったな
短期連載なんで、最初から着地点が決まってて伏線が張りやすいのが良い方向に働いて面白くしてくれてる印象
最後までサクッとこの勢いで駆け抜けて欲しい
これ、主人公の担当編集者が真犯人だったらどうする?(そんなワケねー)
全く期待せずに読んだらすげえ面白かった。
犯人は意外性をついて姫川のメイドぽい人だと予想
(結婚指輪をしているぽい火)
面白いですよねぇ~
いい意味で漫画的ではないプロットで…今後も楽しみです。
相変わらず着眼点が独特で引き込まれますね。絵と話も見やすく面白いですし、漫画家として長期連載を遊戯王で引きあげてしまうには惜しすぎるとあらためて思いました。
もっといろいろ読んでみたい…その気持ちは常にありますね
公式ではサスペンス漫画と言う…(推理漫画ではないです)
絵師のムトってやつがバカにした発言しててムカついたの俺だけ?
絵柄もですが、ペンデュラムのところ遊矢のネックレスに雰囲気似てるところもやっぱり遊戯王の作者なんだなって感じでした。
至る所にファンサービスがありましたね~(*’ω’*)