【刻の封印|効果考察】16年の時を経て解禁|ラビュリンスとかで使うのかな?

今日の夜記事は、約16年の時を経て現代に解き放たれた禁止カード《刻の封印》の特集です。

昨日紹介した《八咫烏》にも言える事ですが、遊戯王ってドローロック系のカードに厳しいって勝手なイメージがあるので、この手のカードが同時に2枚も解禁されるって結構なインパクトですよね。

これら2枚が現代で通用するかどうかは別問題として、この手のカードに対する捉え方が公式内で少しずつ変化しつつあるってのは純粋に興味深いです。―――それでは行ってみましょう!

スポンサーリンク

刻の封印|効果考察

通常罠
次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。

収録:【Curse of Anubis-アヌビスの呪い-初出】

《刻の封印》が禁止になったのは2006/03の制限改訂なので、約16年ぶりの解禁。最後に収録されたのが2004年6月24日発売『BEGINNER’S EDITION 1』であることを考えると、結構レアなカードですね。うーん、古いッ!

相手の可能性を摘み取る禁断の効果!(ドローフェイズスキップ)


▲ロック性能は流石に八咫烏の方が上※決まればね

相手ターンのドローフェイズをスキップするという禁断の効果!

超絶ヤバイ効果ではありますが、罠カードという性質上、セット⇒発動までのタイムラグがある為、実際に効果が適用されるのはかなり遅いです。

相手の捲りの芽を摘むという意味では強力なのですが、やはり基本的に遅いって評価で落ち着くカードだと個人的には考えています。でもまぁ、この手の禁止カード(八咫烏含む)が2枚同時に解禁されたってインパクトはありますよね…。

ラビュリンスで使いまわすの楽しそうですね

効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2900/守1900
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の通常罠カードの発動に対して、相手はモンスターの効果を発動できない。
(2):自分の墓地の通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードは、自分フィールドに悪魔族モンスターが存在しない場合には発動できない。
(3):自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
相手の手札・フィールドのカード1枚を選んで破壊する(手札からはランダムに選ぶ)。

《刻の封印》の解禁で注目されているのがこの組み合わせ!

《白銀の城のラビュリンス》なら、②効果で《刻の封印》を使いまわすことができるのだ!

まぁ、後攻引きが恐ろしく弱いとか、発動⇒再セット⇒発動⇒効果適用までのタイムラグが気になるとか、気になる点は多々あるんですが、ドローロックをループできるのは面白いですね。

効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2900
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「迷宮城の白銀姫」以外の「ラビュリンス」カードの効果または
通常罠カードが発動した自分・相手ターンに発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
(2):自分フィールドにセットされたカードが存在する限り、
このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):通常罠カードが発動した時に発動できる。
そのカードとはカード名が異なる通常罠カード1枚をデッキから選んで自分フィールドにセットする。

罠カードの安定供給という側面で考えるのであれば、《迷宮城の白銀姫|レディ・オブ・ザ・ラビュリンス》との相性も抜群!実際問題、制限カードの通常罠を安定させるって難しいですからね!

通常罠
相手のドローフェイズ時に、相手が通常のドローをした時に発動する事ができる。
相手はドローしたカード1枚をそのまま墓地へ捨てる。

折角だし、《はたき落とし》も採用して徹底的にやるのも面白いかも(笑)。

天獄の王で引っ張り出しても良いですね

効果モンスター
星10/闇属性/岩石族/攻3000/守3000
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
手札のこのカードを相手ターン終了時まで公開する。
この効果で公開し続けている間、フィールドにセットされたカードは効果では破壊されない。
(2):セットされた魔法・罠カードが発動した場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
手札で公開されている状態でこの効果を発動した場合、
さらにデッキから魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットできる。
そのカードは次のターンのエンドフェイズに除外される。

《迷宮城の白銀姫|レディ・オブ・ザ・ラビュリンス》と似た役割になりますが、安定役として《天獄の王》を採用してみるのも良いかもしれません。まぁ、もっとバリューの高いカードが他にある気もしますが、どうしても《刻の封印》を使いたいなら良いんじゃないでしょうか?

《天獄の王》は【ラビュリンス】とも相性が良いですし、併用するのもアリだと思います。

汎用性は高いけど使うデッキはかなり限られそうですな

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

汎用的なカードではありますが、後攻で弱い事・機能するまでのタイムラグなどを考えると、流石にどんなデッキにも採用できるってレベルのカードでは無いですね。罠との親和性の高いデッキで使いたいなぁ。

コメント

  1. 匿名 より:

    ラビュリンスに限ったことじゃないんですが、悪魔族主体のデッキに岩石族を入れるとエクストラにダークガイアを入れたくなる症状に名前を付けたい

  2. 匿名 より:

    相手の後攻1ターン目を潰しうる以上、絶対に後攻1ターン目を潰せない八汰烏より悪さしそうな気がする
    40分潰して実質Vドラする案件が増えてまた禁止になりそうだぜ

    正直そういうの流行ると大会が長引くから制限復帰してほしくなかった、悪用以外できないカードだし

  3. 匿名 より:

    先行1ターン目に伏せても効果が適用されるのは後攻の2ターン目
    勝ってる状況を勝ち確定にする力はあってもそれ以外のことは全くできないんじゃないかなぁ…
    王家の神殿使うか

タイトルとURLをコピーしました