今日の特集は、『パワー・オブ・ジ・エレメンツ』に収録された《現世離レ》に大注目！
相手フィールドと墓地のカードを入れ替える通常罠カードで、枚数的な視点ではディスアドになってしまうカードなんですが、カードの種類を問わずに相手の要所を突けるのはやはり強力！
《カクリヨノチザクラ》を描くことでイラストアドバンテージも大爆発な1枚です！
現世離レ（ウツシヨバナレ）｜効果考察
通常罠
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：相手フィールドのカード１枚と相手の墓地のカード１枚を対象として発動できる。
対象のフィールドのカードを墓地へ送り、対象の墓地のカードを相手フィールドにセットする。
●カードの種類を問わず墓地送りに出来る
●セットできるカードがないと発動できない（リンクモンスターなどはセットNG）
●フィールドの状況・情報をある程度維持しながら妨害・制圧の無力化が可能な手段
対応範囲の広さが強み！
▲強力な制圧モンスターと下級を入れ替えられると強いぜ！
相手フィールドのカード1枚を墓地に送って、代わりに墓地のカードを相手フィールドにセットする罠カード。実質、相手のフィールドと墓地のカードを入れ替えるだけなので、除去としては若干半端な印象ですが、モンスター・魔法・罠を問わず墓地送りに出来る対応力の広さは見所十分！
▲カードの種類を問わないので強力な永続罠を弾いたりもできます
厄介なEXモンスターを展開役や手札誘発の下級モンスターにチェンジしたり、厄介な永続魔法・永続罠を下級モンスターにしたり、モンスターを魔法や罠に変えて壁を退かせたり等々、シーンに応じて様々な使い方が出来るのが便利だと思います。
注意点として、相手の墓地にセットできるカードが無いと発動すらできないことが挙げられますが、まぁ、罠カードですしそこまで気にしなくても良いのかなぁ……って感じです。
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できず、
墓地から特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在しない場合、相手ターンにしか発動できない。
(1)：８００ＬＰを払い、自分フィールドの「エクソシスター」モンスター１体を対象として発動できる。
同名カードが自分フィールドに存在しない「エクソシスター」Ｘモンスター１体を、
対象の自分のモンスターの上に重ねてＸ召喚扱いとしてＥＸデッキから特殊召喚する。
あと、相手の場のモンスターの数が重要なシーン（パンクラトプス等）や、相手の場に墓地から特殊召喚されたモンスターを参照したい（エクソシスター・アーメント等）等、妨害はされたくないけど場の状況は維持したい……的なちょっとニッチなシチュにも対応してくれるのが地味に良いですね。
ラビュリンスとは実際相性良さそう！
星８/闇属性/悪魔族/攻2900/守1900
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分の通常罠カードの発動に対して、相手はモンスターの効果を発動できない。
(2)：自分の墓地の通常罠カード１枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードは、自分フィールドに悪魔族モンスターが存在しない場合には発動できない。
(3)：自分の通常罠カードの効果でモンスターがフィールドから離れた場合に発動できる。
相手の手札・フィールドのカード１枚を選んで破壊する（手札からはランダムに選ぶ）。
場からモンスターを離れさせられる通常罠なので、新テーマ【ラビュリンス】との相性も抜群！
《白銀の城のラビュリンス》と併用すれば、相手の場のモンスターを除去る事で各種ラビュリンスカードの効果発動に繋げつつ、しっかりと盤面を処理する事が出来ます。（白銀の城のラビュリンスの③効果に繋げ、現世離レでセットしたカードを破壊する事が可能）。
勿論、通常罠なので《白銀の迷宮城》の②効果に繋げる事も出来ますし、相性はかなり良さげです。
定番枠である《強制脱出装置》や《ドラグマ・パニッシュメント》を押しのけてまで採用するかどうかは少し怪しいですが、《白銀の城ラビュリンス》の②効果で使いまわす用として1，2枚採用しておくのは全然アリなんじゃないでしょうか？
少しずつ広がる《カクリヨノチザクラ》ストーリー
星１/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが手札に存在する場合、
自分及び相手の墓地から１枚ずつ、魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードを除外し、このカードを特殊召喚する。
(2)：このカードをリリースし、自分または相手の墓地の
融合・Ｓ・Ｘ・リンクモンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、そのモンスターとは種類（融合・Ｓ・Ｘ・リンク）が
異なるモンスター１体を自分の墓地から選んで特殊召喚する。
このカード名のカードは１ターンに１枚しか発動できない。
(1)：相手の墓地のカードを５枚まで対象とし、
その数だけ、除外されている相手のカードを対象として発動できる。
対象の墓地のカードを除外し、対象の除外されているカードを墓地に戻す。
イラストに惹かれた人も多いカードだと思うので、描かれている《カクリヨノチザクラ》についても少し触れておきますが、《カクリヨノチザクラ》が描かれているカードは今回の《現世離レ》で計3枚目。ホント毎回毎回イラストが素敵で、着実にファンを増やしているカードだと思います。
《現世離レ》のイラストがランキングデュエルのプレマに指定されたことからも、公式からの猛烈プッシュが感じられるし、今後も関連カードが続々と登場しそうな予感がします。
ちなみに、管理人は《常世離レ》のイラストが一番好きです！
使われると強ぇぇぇぇ！ってなるタイプのカード
普通に使っても枚数的には得できないカードなんですが、やはりカードの種類を問わず墓地送りに出来るのは強いと思います。管理人も早速【ラビュリンス】でテストしてみますよ(∩´∀｀)∩
コメント
ネオスフュージョンでレインボーネオス出したら、現世離レ使われて、墓地送りされて、ネオスをセットになった。特殊召喚もネオスフュージョンの効果でできなくなっていたので、エンドするしかなかった・・・。強い。
ラビュリンスの採用罠はどうしてもモンスター除去に片寄るから魔法罠にも対応できる現世離レは相性良いね
破壊耐性モンスターに効くのも破壊除去しかできないラビュリンスにはありがたい