【謙虚な瓶｜効果考察・使い方】このカード謙虚過ぎる【七皇の剣定期】

『ドーン・オブ・マジェスティ』にノーマルレア枠で収録された新カード《謙虚な瓶》の特集です。

遊戯王における『壺』シリーズには、ドローできる強力なカードというイメージがありますが、「謙虚」と付くカードにおいては例外があります。

まぁ、謙虚としかついてないのにアドを稼ぐのもおかしな話ですし、これはこれで正しいって事ですなぁ～

謙虚な瓶の使い方・効果考察

通常罠
(1)：自分は手札を１枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。

収録：【ドーン・オブ・マジェスティ】

七皇の剣等、引きたくないカードをデッキトップに戻すのが主な役割か？

通常魔法
このカード名の効果はデュエル中に１度しか適用できない。
(1)：自分のドローフェイズに通常のドローをしたこのカードを公開し続ける事で、
そのターンのメインフェイズ１の開始時に発動できる。
「ＣＮｏ.」以外の「Ｎｏ.１０１」～「Ｎｏ.１０７」の
いずれかをカード名に含むモンスター１体を、
自分のＥＸデッキ・墓地から選んで特殊召喚し、
そのモンスターと同じ「Ｎｏ.」の数字を持つ「ＣＮｏ.」モンスター１体を、
そのモンスターの上に重ねてＸ召喚扱いとしてＥＸデッキから特殊召喚する。

このカードのテキストを読んだ大半の人がこのカードの事を思い出すのではないでしょうか？

《RUM-七皇の剣》は最高のカードですが、初手事故や通常ドロー以外の効果でドローしてしまうという不具合が常に付きまとうカードでもあります。

しかし、《謙虚な瓶》さえあれば、そんな事故とはおさらばよ！

手札の《七皇の剣》をデッキトップに戻す事で、次ターンの「私が引いたカードは、RUM七皇の剣」（ﾃﾞﾃﾞｰﾝ）を確定させることが出来るのだ（白目）。

勿論、これは《七皇の剣》に限った話ではなく、トップドローしたいカード（シャイニング・ドロー等）、デッキに眠っていて欲しいカード（バスター・モード等）全てに当てはまる。

確かにとてつもないディスアド行為ではあるが、私の様にデッキに《七皇の剣》を3枚入れているような酔狂なデュエリストにとっては結構ありがたいカードなのかもしれない……（白目）。

手札をデッキトップに戻す手段は他にも色々ある

まぁでも、手札をデッキトップに戻す手段は他にも色々あるし、別にわざわざ《謙虚な瓶》を使う必要はないんですよね（バッサリ）。

▲手札のカードをデッキトップに置いて特殊召喚

▲手札のカードをデッキトップに置いて特殊召喚

▲ドローしてデッキトップまたはボトムに1枚埋める

それぞれ条件が違うので単純比較はできませんが、純粋にアド損する《謙虚な瓶》と比較するのは流石な酷な気持ちになります。

トラップトリックを使えるのは利点だろうか？

一つ大きな差を挙げるとするなら、《謙虚な瓶》は通常罠。これにより《トラップトリック》という最強のサポートカードを使う事が出来ます。

最強の罠サポートカードで《謙虚な瓶》を引っ張り出すの中々に狂気だなぁ……ってのは、あえて考えないようにしてください。

ユニコンで使えるかなーとも思いましたが…

手札を純粋に減らせるカードという事で、【ユニコン】でワンチャン使えるかな？とも思ったんですが、流石に《砂塵の大竜巻》で良いな！ってなりました。

ただ、相手の場に魔法・罠がない状態だと《砂塵の大竜巻》は使えないので、そう考えると「うーん」って感じ(;^ω^)でも流石にねぇ…。

うーん、本当に謙虚！theノーレアって感じ！

まさかこんなにも謙虚な効果を持っているとは……。

まぁでも、この名前でアドを稼ぎだしたら流石に嘘になるし、謙虚である事に真摯に向き合ったらこうなるのは必然なのかもしれませんね。

あと、『謙虚』ってついてる壺シリーズってどれも1枚ドローなんで、強欲や金満のドロー力を謙虚で相殺して今の形になってるって考えると、『強欲』ってとんでもないんだなぁ…って思いました。