「彼岸」デッキが「帝」デッキ対策用に《昇天の角笛》を使用しているので、何やらプチ高騰中のようです。懐かしいカードが環境で使用されるのは、なんだか謎の喜びがありますね…。
まぁ、発動コストは重いですが、効果自体は強力なカードですし、「帝」の効果は絶対に通してはいけないものばかり。「彼岸」ならリリースしてニコニコできるしで、使われるのも納得です。
種類も増えたし、活躍してるし、いい機会なんで「角笛」シリーズでもおさらいしておきましょうかねぇ~。(最近始めたばかりの人だと知らない人も多そうだしね!)
昇天の角笛
カウンター罠
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。 モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にし破壊する。
【効果は間違いなく強力 リリースが利点になるようなデッキでどうぞ!】
普通のデッキで運用するにはリリースコストが重いので、《神の宣告》や《神の警告》の影に隠れがちですが、リリースする事がディスアドにならず、更なる起点につながる「彼岸」のようなデッキならば間違いなく強い一枚。
「彼岸」デッキ以外でも「聖刻」や「カオスソルジャー」デッキで使用すると、妨害しながら良い感じのシナジーを生んでくれたりするので管理人は結構好きなカードです。
初登場は1999年の【VOL.6】なんで、実は《神の宣告》とは同級生なんですね~。
昇天の黒角笛(しょうてんのブラックホーン)
カウンター罠
相手モンスター1体の特殊召喚を無効にし破壊する。
【対応範囲は狭くなったがコストがなくなった】
特殊召喚にしか対応できないのは小さくない欠点ではありますが、特殊召喚しないデッキなんてほとんどないので、実に微妙な所です。
このカード最大の欠点を挙げるとすると”相手モンスター1体の特殊召喚”とテキストに書かれてしまっている事です。これのせいで『ペンデュラム召喚』は1体のみ特殊召喚したものにしか対応できません。
まぁ、『ペンデュラム召喚』相手には《昇天の剛角笛》を使えって事なんだろうね…。
昇天の剛角笛(しょうてんのグレートホーン)
カウンター罠
①:相手メインフェイズに相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。 その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。 その後、相手はデッキから1枚ドローし、相手メインフェイズを終了する。
【恐怖のメイン2グレートホーン】
特殊召喚を無効化する事はもちろんですが、このカードの真価はメインフェイズを終了させる事だと管理人は考えています。メイン1なら展開抑止からのバトルフェイズでの被害軽減、そして、なんと言っても”恐怖のメイン2グレートホーン”。行動後にバックを伏せるというセオリーを逆手に取るかのような効果…。このカードは本当に怖い。
角笛砕き
カウンター罠
モンスターの召喚・特殊召喚を無効にする モンスターの効果・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
【名前通り角笛を砕く効果です】
”モンスターの召喚・特殊召喚を無効にするモンスター効果”にも対応できるのは偉いのだが、それらの効果を持っているモンスター自体がそこまで多くない事。限定的過ぎる効果な上に、罠相手ならば《ギャクタン》という使いやすいカードが存在する事などが理由でほとんど使われる事のない悲しみを背負った一枚。
《角笛砕き》が今までに砕いた「角笛」の数は一体いくつなのだろうか…。
昔のカードが再評価されるのは素直に嬉しい
リリースとの相性が良いとは言え、《昇天の角笛》を積んででも止めないといけない「帝」たちのポテンシャルってやっぱり凄いですね。《天帝アイテール》や《轟雷帝ザボルグ》はもちろんですが、「彼岸」だと《怨邪帝ガイウス》も相当痛いもんなぁ~。
追記:「彼岸」に《昇天の角笛》を採用している理由には、マッチ二戦目からサイドinされる《飛翔するG》に対するリリース手段という意味合いも大きいようです。(情報提供感謝です!)
最新のカードに対抗する為に過去のカードが再評価される。
スタン落ちがなく、永遠に増え続けるカードプール…これも遊戯王の醍醐味の一つですね。
追伸:管理人も自宅のストレージを漁ったら《昇天の角笛》が2枚出てきました。ちょっとお得感…これも遊戯王の醍醐味かな!?
Amazon:『角笛』シリーズ
コメント
黒笛や剛笛は知ってましたが、まさか元祖の角笛がある事は知りませんでした。確かにこの効果は帝には辛い効果ですね。
今まで評価されずにいたカードが一躍脚光を浴びるのはプレイしてて面白いですよね。最近でいうとマジェスペクターで注目されたトーテムバード、魔術師の巨神鳥、帝のザボルグやテスタロスが一例ですかね?後は羽箒も注目されないカードが急に注目された例ですかね。巨神鳥もトーテムもザボルグも注目されてから財布に優しくないカードになったのも共通点ですね。
遊戯王、それは先見の明を試されるゲーム
管理人は普段から衝動買いしまくってストレージがあふれているので再評価系のカードには意外と強かったりしますw(倍は使ってるだろうけど…。)
この中だと巨神鳥の上がり方が一番すごかった気がしますねぇ~
懐かしいなぁ…小学生の頃にウルトラか何かを持ってた気がする。今は、正直何処にあるのか分からない……
ストレージにきっと眠っているはず!?
もう何年前だろう…考えないようにしよう…。
角笛…少しずつシリーズ化してますね。ちょっと扱いづらいところはありますけど、決まると相手をアッと言わせるカードでもありますね。でも彼岸が帝に対して利用しているのは意外でした。やっぱりこういうマイナーなカードでも使う人はいるんだなぁと感じました
彼岸が帝に対して使うのは、上級帝への対策もあるのですが、彼岸の効果(墓地に贈られた際に~と、彼岸以外がいると破壊される)の両方にシナジーがあるというのが最大のポイントでしょうね。
リリースが彼岸にうまく噛み合ってるって感じですね。ヴェーラーをうたれたガイドとかもコストにしやすいので相性抜群らしいですぞ~
懐かしい…!
Vol.6は当時まだ少なかった罠が一気に増えた革新的なパックだったのを覚えてます!当時はやっぱりサンバル潰せるマジックジャマーがめちゃくちゃ強かったですが。
レスキューラビットのように、昔のカードが再び使われるのが、遊戯王の魅力だと自分も思います!(だからなかなか捨てられない…
昔のカードが再評価されるのはうれしいですが、どんどんと部屋がカードに侵食されていくっていう…。
増えてくると管理も大変になってきますしねぇ~。(四次元ポケットほしい)
懐かしいカードですね。対帝と彼岸との相性でここに来て上がってくるとは思ってませんでした。特殊召喚に比べて通常召喚を無効できるカードって少ないうえに、特殊召喚までカバーできるのがまた効いてきますね
最近はクリフォート使いな私としても嫌なカードですサイドにフォートレス増やすかなぁ。
同じく昔の箱漁ってみたら最初期のやつが出てきて、ちょっと懐かしさに浸りました
通常モンスターのゾーンを掘り当てると1時間ぐらいフレーバー読みで潰しちゃう…。
通常モンスター特集とかも楽しそうだなと思いました。(こなみかん)
7月初めにペンデュラムメタとして高騰を予期し、ストレージから数枚見つけた数日後に【昇天の剛角笛】の収録判明でゴミになったのが懐かしい。
ちなみに一枚剛角笛とトレードしてしまった模様 (´-`)
《剛角笛》の登場は結構衝撃的でしたね~
《剛角笛》とのトレードならギリギリセウトってところだろうか…。
昇天はリリース要員さえ準備できれば、神宣神警のように使えますからね
友人はクリフォに入れてます。ゲノムアーカイブで使ってくるのがウザすぎるww
帝対策ならキックバック、畳返しとかもいいかもしれませんね
あ、キックバックを角笛砕きで無効に出来るけど、どうやるんでしょう
ゲノム・アーカイブから放たれる昇天は悪夢としか言いようがないですねw
畳返しは実際に使用されているようです。
《キックバック》のイラストを見なおしたら、これって《ナノブレイカー》が爆発しているところだったんですなぁ~。(コナミゲーム関連カードに追記しなくては…。)
《角笛砕き》でどうやって止めるかは…なぞですねw
初コメ失礼します。
彼岸においてはマッチ2戦目以降サイドから積まれるであろう飛翔するG対策も兼ねていると思われます。
彼岸は飛翔するGを処理できないとかなり動きにくいので。
それはかなり重要な採用理由ですね。
《飛翔G》の刺さりっぷりはやばいですもんね…。
有益な情報感謝します!
まさにストレージを漁ったら初期ウルトラとスーパーが2枚出てきました(笑)
古いカードを見ると昔を思い出して感慨深いですね
カードの整理は思い出がフラッシュバックして手が止まってしまうので、中々はかどりませんw
角笛砕きは神様を砕けるってことで、ライフを払う7つ道具との差別は一応出来ます。
好きモノな方ならサイドデッキに忍ばせても十分ありです。
「《ギャクタン》でデッキに戻すなどぬるい!絶対に破壊するのだ!」って鉄の意志と鋼の強さがあるなら砕くっきゃないですね!
《七つ道具》も懐かしいなぁ~
角笛砕きはシンクロンストラクが出るころに注目してましたね
スターダストウォリアーのメタとして
結局そこまでジャンドが流行らなかったのでそのまましまいましたけど
モンスター効果にも対応できるのは《角笛砕き》の良さのひとつですね。
《スターダスト・ウォリアー》も間違いなく強力で良いモンスターなんだけどなぁ~。(ストラクチャーデッキにしては難易度が高すぎた気もしますね。初心者向けではないので…。)
「リリースコストさえ何とかなれば強いんだけどなぁ」と思われ続けたこのカードが遂に注目される時代が来ましたか。
今の環境になるまでの評価が低すぎたこともあり、1度も再録されてないんですよね。
(今でも、BE02の膨大な種類のパックから引き当てるしかないという)
その辺も高騰に拍車をかけそうです。
新フォーマットになってからは『BE2』に収録されたのみなんですね…。(数少なそう)
『BE2』自体見かけないのでやばそう…。