ピケルとクランが競い合う可愛いカード《相視相殺(そうしそうさい)》の使い方について考えてみました。
イラストだけ見ると可愛いカードですが、このカードの前後を想像したら、脳天が痛くなりますね…(意味深)。
イラストに隠されし真実は、記事の後半部分で触れています。
相視相殺(そうしそうさい)
《相視相殺》 通常罠 (1):このターン、お互いのプレイヤーは手札を公開し続ける。 この効果で手札を公開し続けている間、お互いの手札に同名カードが存在する場合、お互いにそのカード及びその同名カードの効果の発動ができない。 |
互いに手札を見せ合って、お互いの手札にある同名カードの発動を封じる効果。
互いの手札状況次第では、魔法・罠・モンスター効果と、種類を問わず発動を封じる事ができますが、結局は同名カードを互いが持っていないと意味がない。
一応、《増殖するG》,《灰流うらら》,《無限泡影》,《墓穴の指名者》等、汎用性が高い仮想ターゲットは存在しますが、それらをメタるだけならもっとスマートな方法がいくらでもあるのが現実。
じゃあこのカードは何の為に存在すのか?どう使うべきなのでしょうか?
ミラーマッチのサイドボード
ミラーマッチなら当然同名カードを参照できる可能性が高まる訳ですが、罠である時点で先攻妨害には使えないし、先攻で使ったカードは参照できないし…で、この場合も安定感は非常に低いと予想できます。
というか、ミラーマッチなら《抹殺の指名者》って強力な武器が使える訳ですし、不安定な《相視相殺》を使う必要はないですよね?
未界域対策にサイドから採用する
実用面だけで考えるなら、恐らくこれが一番有力な案。
「未界域」のモンスター効果は、手札を公開できない状況下では発動する事が出来ない為、《相視相殺》で一時的に動きを封じる事が出来ます。
ただ、相手のハンドリソースを消費させられる構造のカードではない為、あくまで一時的な時間稼ぎです。
《正々堂々》と違って破壊されて突破される可能性も無いですし、まぁ、時間稼ぎとしては一応機能するのかな?(不安)。
でもなぁ…先攻で伏せないと全く意味がないカードだと思うので、負け先限定で輝くサイドって所ですね(狭いなぁ)。
余談:王女の試練の続きのシーン
これ、どう見ても《王女の試練》の続きのカットでしょ!
って事は、叩かれてるのは紙風船男の頭って事になりますよね…(笑)。
というか、この試練は一体何なんだ?
このカードじゃないとダメな理由が薄い
あえて挙げるなら《トラップトリック》,《悪魔嬢リリス》って所でしょうけど、逆に言うとそれ以外の理由は無さそうです。
面白くて可愛いカードだとは思いますが、巧みに使うのは難しいカードだと思います。
最近は《トラップトリック》や《悪魔嬢リリス》を前提としたカードが増えたなぁ…。
コメント
クランちゃん、イラストに入る構図的に仕方ないかもしれんけど鞭の持ち手で殴るのかい