【スキル・プリズナー】の効果を考える。【相手ターンでも墓地から除外して発動できる】

【モンスター効果への対策】は『遊戯王』では避けては通れない問題ですね。
No.101S・H・Ark Knight(サイレント・オナーズ・アークナイト)」や「鳥銃士カステル」などの登場で【汎用ランク4】でも簡単に強力な除去効果持ちが特殊召喚されてしまいます。皆さんも、これらのカードで戦況をひっくり返された事は一度や二度ではないのでは!?

いまさら説明する必要もないかもしれませんが、そんな時に便利なカードがコチラ。

スキル・プリズナー

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通常罠
自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。 このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。 また、墓地のこのカードをゲームから除外し、 自分フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。 このターン、選択したカードを対象として発動したモンスター効果を無効にする。 この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

自分フィールド上のカードに『対象をとる効果耐性を与える』と考えると分かりやすいかもしれません。

相手のNo.101S・H・Ark Knight(サイレント・オナーズ・アークナイト)ブレイクスルー・スキルを使用して安心していたら、ランクアップされて「cNo.101 S・H・Dark Knight ( サイレント・オナーズ・ダークナイト)が登場なんて経験をした事はないだろうか!?

相手フィールド上のモンスター対象に発動して、効果を無効にできる「ブレイクスルー・スキル」とは似ている様で全然違う効果なのです。

それでは、それぞれのカードの利点の違いを見てみましょう。

 

「ブレイクスルー・スキル」

  • 対象を取る取らないに関わらず相手モンスターの効果を無効化できる
  • 墓地から除外して再利用する場合は自分ターンのみ
  • 相手のモンスターを対象に発動する
  • 効果を無効に出来るのはフィールド上のカードのみ
  • 高い!

「スキル・プリズナー」

  • 対象を取る効果への対処しかできない
  • 墓地から除外して再利用する場合も相手ターンに使える。
  • 相手のモンスターを対象に発動するわけではない
  • 効果の発動場所を問わず対象にとる効果ならば防ぐことが出来る
  • 複数の効果モンスターにも対処する事が出来る。(対象をとる効果の場合限定)
  • 安い!

こうやって書き出すと結構違いがありますね。
励輝士 ヴェルズ・ビュート」などの【対象を取らない効果】や「エルシャドール・ミドラーシュ」のような【永続効果】にも対処できる「ブレイクスルー・スキル」

発動場所を問わず。先に発動しておけば【リバース効果】にも対処できたり、複数のモンスター効果への対処になる可能性もある「スキル・プリズナー」

やはり、どちらが上と一概には言えませんね!当然、「エフェクト・ヴェーラー」や「禁じられた聖杯」の存在もある訳で。
自分を取り巻く【環境】や【流行】によって最適な【モンスター効果への対処カード】を選択していきたいものですね。(しかし【性能】もそうですが【価格】も大きな問題なので「ブレイクスルー・スキル」のような汎用性の高いカードは再録して欲しいってのが本音です。)

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