『ドーン・オブ・マジェスティ』に収録される新カード《黒熔龍騎ヴォルニゲシュ》の特集です。
一応、汎用ランク7として運用できるモンスターではあるんですが、【アームド・ドラゴン】を意識し過ぎてて、「最早専用エクシーズって言っていいんじゃないか?」って本音では思ってます。
・・・だってねぇ、名前以外ほぼ【アームド・ドラゴン】の為のカード何ですもんねぇ・・・。
なので、本記事もほとんど【アームド・ドラゴン】とのシナジーについてしか語っていませんので悪しからず!
黒熔龍騎ヴォルニゲシュ:効果考察
エクシーズ・効果モンスター
ランク/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2100
レベル7モンスター×2
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を2つ取り除き、フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。この効果でモンスターを破壊した場合、自分フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力を次のターンの終了時まで、破壊したモンスターの元々のレベル・ランクの数値×300アップできる。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。このカードがドラゴン族モンスターをX素材としている場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
相手ターンに使える除去効果持ちのランク7ってのが実はレア
パッと見かなり地味なカードに見えるかもしれませんが、相手ターンに発動できる(条件付き)除去効果持ちのランク7って実はレアなんですよねぇ・・・・・・。
▲参考までにどうぞ!
相手ターンに置いておいて機能するカードってなると、真面目に《No.76 諧調光師グラディエール》位しか候補にならないレベルなんで、マジで貴重な1枚だと思います。
打点アップは次のターンの終了時まで継続するので、相手ターンに除去として機能させて、返しのターンで大ダメージを狙うって流れはかなり綺麗です(上昇値も大きい)。
まぁでも、発動コストがX素材2枚ってのはちょっと重い気もしますね・・・・・・。
多分、往復で機能したら流石に強いって判断なんでしょうけど、相手ターン発動は素材の指定もあるし、絶妙な調節を感じます(*´ω`*)
なお、X素材を一気に吐き出せる闇属性ランク7エクシーズなので、《RUM-幻影騎士団ラウンチ》があれば《DDD双暁王カリ・ユガ》展開の種になってはくれます。
自分フィールドの表側表示カードを破壊するのもあり
表側表示カードなら自分フィールドのカードも対象にとれるのもポイント!
能動的に破壊したいカードと組み合わせたコンボ重視の運用も面白そうです(重いけど)。
なお、自分自身を対象にとって破壊する事も出来るので、自分フィールドのモンスターを破壊する事がメリットとなる展開の起点になる事も出来ます。
名称ターン1じゃないのも強みになり得るか?
あと、地味に名称ターン1じゃないのもポイント!
複数並べるとそれぞれ効果を使えるので、リソースに余裕があるなら2体並べてみるのもアリかも?
まぁ、流石にEXデッキに2枚採用する余裕はなさそうですけどねw
アームド・ドラゴン・サンダーとの相性が凄まじい!
いつもなら相性の良いカードやテーマをピックアップしてご紹介していく所ですが、今回のカードは露骨に「アームド・ドラゴン・サンダー」を意識しまくっているので、他は全カット!!
ぶっちゃけ名前に「アームド・ドラゴン」ってあっても不思議じゃないレベルですよ・・・・・・。
パイルの登場でランク7が格段に立てやすくなる
《パイル・アームド・ドラゴン》の登場に合わせた様な収録タイミング!
これは間違いなく【アームド・ドラゴンデッキ】で使ってね!って公式からのメッセージでしょう!
星7/風属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):風属性またはレベル7以上の、このカード以外のドラゴン族モンスター1体を手札から墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札・デッキから「パイル・アームド・ドラゴン」以外の「アームド・ドラゴン」モンスター1体を墓地へ送り、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、自分はモンスター1体でしか攻撃できず、対象のモンスターの攻撃力は墓地へ送ったモンスターのレベル×300アップする。
あと、今月のVジャンプ付録カード《華信龍-ノウルーズ・エリーズ》も展開の底上げになってくれることでしょう。
星7/風属性/ドラゴン族/攻2000/守2500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、
手札からレベル5以上のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
X素材になったLv7の効果を活用できる
星7/風属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アームド・ドラゴン LV7」として扱う。
(2):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
フィールドのこのカードを墓地へ送り、
手札・デッキからレベル10以下の「アームド・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードがドラゴン族モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「アームド・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。
《アームド・ドラゴン・サンダーLv7》の③効果は、エクシーズ素材として取り除かれても効果を発動する事が出来るので、《黒熔龍騎ヴォルニゲシュ》で除去しながら「アームド・ドラゴン」カードをサーチする流れも組めちゃう訳です!妨害しながらサーチ!こんなに素敵な事は無いぜ!
打点アップでLv10の攻撃力10000を目指す
星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
(1):「アームド・ドラゴン」モンスターの効果で特殊召喚したこのカードは、
自身の攻撃力によって以下の効果を得る。
●1以上:カード名を「アームド・ドラゴン LV10」として扱う。
●10以上:このコントロールは変更できない。
●100以上:戦闘では破壊されない。
●1000以上:相手ターンに1度、手札を1枚墓地へ送り、
フィールドの他のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自身の攻撃力を1000アップする。
●10000以上:1ターンに1度、発動できる。
フィールドの他のカードを全て破壊する。
そして、極めつけがコチラ!打点アップで10000を目指せ!
これだけで10000の大台に突破するのは流石に厳しいですが、破壊するモンスター次第ではそこそこの打点上昇が狙えるので、これも当然意識されているとは思います。
レッドアイズやハーピィでも使えなくは無さそう
全カットとは言いましたが、全く触れないのもあれ何で最後に少しだけ・・・。
レベル7のドラゴン族を素材に出来るかどうかが重要という事なので、【レッドアイズ】とか【ハーピィ】とは相性が良いと思います。
でもまぁ、やっぱり【アームド・ドラゴン・サンダー】だよなぁ・・・って性能ですねぇw
コメント
RUMで素材もりもり にしたい
消費が激しいけど、サンダー10の打点上昇は聞いたとき「その手があるのか」と思いましたねー
レッドアイズデッキに入れようかな!
ワンチャン、ガイアデッキに採用できるかもしれんな…。
自身を対象に破壊して、2100分、他をアップできるのか。たしかにアームドドラゴンデッキの相性は良いですね。
攻撃制限のせいで壊獣を送り付けて破壊でパンプして殴りに行けないのは残念ですね。
正直イラストがゾーク様を彷彿とさせるというか…海外で出る時は規制不可避な感じに
見えるので効果よりそっちの方が気になりました。