【絶対なる捕食|効果考察】超デカでかデメリットとどう向き合うか?

今日の夜記事は、2022年9月10日発売『WORLD PREMIERE PACK|ワールドプレミアパック 2022 』に収録される新カード《絶対なる捕食》をご紹介!

マスターデュエルに先行実装されたので、ご存じの方も多いと思いますが、自分フィールドの通常召喚されたモンスターを参照し、特殊召喚されたモンスターを全破壊する強力な効果を持っています。

―――とまぁ、効果が強烈なのは事実なんですが、その反動が滅茶苦茶重いッ!

通常召喚と特殊召喚を交互に行うデッキとかならアリなんだろうけど、そんな都合の良いデッキあったかなぁ………(・・?

©スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
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「絶対なる捕食」の使い方を考える

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):通常召喚されたモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は通常召喚できない。

収録:【WORLD PREMIERE PACK 2022】

絶対なる捕食の注目ポイント
〇特殊召喚されたモンスターのみを全破壊する強烈な効果
〇フリーチェーンの罠カードという強み
●発動後、次の自分ターン終了時まで通常召喚できなくなる重すぎるデメリット

全破壊だけならぶっちゃけ《激流葬》でOK

どっちが上・どっちが下って感じで単純比較はできないでしょうけど、まぁ、大体「激流葬でOK!」ってなる事が多そうだなぁ~ってのが率直な感想ですかね…。

当然、うまく嚙み合えば相手だけ一方的に破壊できる訳で、効果自体は強いんですけど、それ以上に伴うデメリットがでかすぎて……((+_+))

少なくとも、このデメリットが理由で負ける可能性が出てくるってのは言語道断なので、このデメリットが苦にならないデッキであることは最低条件になると思います。

《絶対なる捕食》のクソでかデメリットが苦にならないデッキとは?


▲少なくともインヴェルズではないと思う…( ゚Д゚)

《絶対なる捕食》のデメリットを克服できそうなデッキを考えてみた結果、以下のような条件が嚙み合えばワンチャンあるんじゃないか?という結論に至りました。

〇先攻で召喚したモンスターだけで勝ち切る意思を持っている(ボーダービート等)
〇状況に応じて召喚・特殊召喚を巧みに使い分ける事ができるデッキ
〇召喚したモンスターを場に残しつつ、横に破壊耐性持ちを展開する(もしくは破壊を能動的にメリット化できる)
〇モンスター以外の部分に勝利プランがある(ただし召喚したモンスターを場に残せる)
きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

自分で書いていて「結構厳しいな~」と思いつつも、いくつか現実的なものもあるって感じで落ち着きました(笑)。以下、具体的なデッキを例に挙げていきます。

《絶対なる捕食》を使える可能性を持つデッキを考える

ふわんだりぃず

通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに発動できる。
レベル4以下の鳥獣族モンスター1体を召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分がレベル7以上のモンスターのアドバンス召喚に成功した場合、
このカードを除外して発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。
通常召喚メインで特殊召喚を一切行わないという点・先攻で作った盤面を維持したままターンを返してもらう事が多いという点だけで見れば、そこそこ相性が良いデッキと言えなくはなさそうですが、そもそもの話、そのまま盤面が帰ってくるような状況なら、《絶対なる捕食》を使う必要はない訳ですし、わざわざ事故率を高める様なカードを採用する必要もない!って話で落ち着きそうな予感。ただ、通常召喚できなくなるデメリットを、《ふわんだりぃずと謎の地図》や《ふわんだりぃずと夢の町》で若干ケアできる点は魅力的なので、比較的現実味のある組み合わせではありそうですかねぇ……?※発動した次の次のターンに発動する想定です。
効果モンスター
星4/光属性/機械族/攻2000/守2000
自分フィールドにモンスターが存在する場合、このカードは召喚・特殊召喚できない。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
その間はお互いにそれぞれ1ターンに発動できるモンスターの効果の回数が、
フィールドのモンスターの種類(儀式・融合・S・X・P・リンク)の数までになる。
《インスペクト・ボーダー》単騎で勝ち切るという意思。《激流葬》は選択肢に入らないデッキですし、これなら通常召喚できないというデメリットを許容できる可能性も高いという発想。ただ、《センサー万別》とかの永続罠で十分な気もする。

妖仙獣(両型)

先攻1ターン目は召喚を使って展開、次の相手ターンに《絶対なる捕食》を発動して妨害し、その返しのターンはP軸にシフトしてリーサルを狙うプラン。流石に都合が良すぎるのは重々承知ですが、テーマ単位で乗りこなせそうなのはこれしかありませんでした。
問題点を上げるとすれば、自分の場に通常召喚したモンスターを残すのが若干ムズイ(三兄弟はNG、柱などを締めで召喚する必要あり)。

流石にデメリットでか過ぎでは?

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

色々考えてみましたが、やっぱり効果の割にデメリットが重すぎる気がしますね。デメリットを無くすのは流石にまずいでしょうけど、破壊されなかったモンスターが更に強化される(耐性を得る・打点が上がる等)とか、もう一声メリットがあると良かったかもしれません。でも、ボーダービートで運用するのは結構アリだと思うので、カードが揃ったら組んでみようと思います( `ー´)ノ

 

コメント

  1. 匿名 より:

    クリフォートなら使えるかもね

  2. 匿名 より:

    下級型のパシフィスとかどうですかね

  3. 匿名 より:

    通常召喚できない効果適用時は、謎の地図、夢の町の効果発動できないですよ。

  4. 匿名 より:

    デメリット云々以前に、まずこの手のカードはサーチできないのが一番の問題です
    数を多く入れて存在率を上げても、単体では機能せず発動に条件があるから、もはや論外。。
    これを入れるくらいなら、手札誘発で確実に妨害の手数を増やしたほうがいい
    それにこういうマイナカード、とくに罠カードに言えることですが
    いれるくらいなら、神のなんちゃらシリーズを入れたほうがよくね?

  5. 匿名 より:

    白銀姫の破壊耐性が自分のカードにも適用されたならラビュリンスと相性良さそうなんですけどね。惜しい。

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