〈メタバースも良いけど終焉の地の事もたまには思い出してね☆〉
今回は面白強い便利カード《メタバース》の使い方【応用編】をお送りいたします。
関連記事:【メタバース登場はテラフォ禁止の前兆!?】罠である遅さ・直接発動の強みと弱み。独自の使い方とは?(効果・使用上の注意点などはコチラでご確認お願いします。)
本格始動は《テラ・フォーミング》規制後と言われているカードですが、実はこのカードにしかできない【旨味・楽しみ・強み】を既に沢山持っていたりします。
本日はそんな《メタバース》面白活用法の数々をドドーンとご紹介!!
※:実用的なものからそうでないものまで色々紹介しています。(一部推薦カードを追記しました。)
メタバース
通常罠
(1):デッキからフィールド魔法カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドに発動する。
メタバースで発動したいフィールド魔法
チキンレース
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 相手よりLPが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
(2):お互いのプレイヤーは1ターンに1度、 自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。 この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●デッキから1枚ドローする。●このカードを破壊する。 ●相手は1000LP回復する。
ライフの優劣で全てのダメージをカットカットカット(どこぞの夜さん風)
見えてるチキンレースは②効果で簡単に割れるのも含めて対処され易いです。しかし、バトルフェイズにいきなり《チキンレース》が湧いて出て来るとなると話は別!!
本来なら負ける状況下でもこの流れで生き残る!何て事も狙えば稀に良くある状態に持っていけるとかいないとか?
その後ドローされちゃいますが、敗北とドローの天秤がどちらに傾くかは語るまでもありませんよね。
王家の眠る谷-ネクロバレー
フィールド魔法
(1):フィールドの「墓守」モンスターの攻撃力・守備力は500アップする。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 お互いに墓地のカードを除外できず、墓地のカードへ及ぶ効果は無効化され、適用されない。
相手の《死者蘇生》や《リビデ》発動に合わせてネクロシュート!!
「墓守」に関係なくとも墓地メタとして度々顔を出す《王家の眠る谷》さん
相手の蘇生札(死者蘇生・リビデ・戦線復帰)等にチェーンする形で《メタバース》を発動し、ダイレクト貼りしてやると効果が無効かされて不発になります。他にもコチラの墓地にある重要カードを《D.D.クロウ》が狙ってるぅ~ってな状況下でこの流れをやると除外できないので不発!
この鮮やかな動きには《王家の眠る谷》さんもニッコリです。
サモンブレーカー
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、 ターンプレイヤーがそのターン3回目の召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、 そのターンのエンドフェイズになる。 この効果はメインフェイズ1でのみ発動する。
お前のターンを強制終了してやろうか!!(悪魔風)
3回目の召喚・反転召喚・特殊召喚がターン終了に繋がる強烈な一枚。
チェーンブロックを作る効果による召喚・特殊召喚ならば、チェーンして《メタバース》でOKですが、そうでない召喚・特殊召喚相手だと少し運用が難しくなるので要注意。
そういう場合は2回目の召喚・特殊召喚後に貼ってやると相手の動きを抑制できて良い感じです。
上手く使えれば脳汁必死。運用は難しいですが試してみる価値は大アリです。
アンデットワールド
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、 フィールド上及び墓地に存在する 全てのモンスターをアンデット族として扱う。 また、このカードがフィールド上に存在する限り、 アンデット族以外のモンスターのアドバンス召喚をする事はできない。
相手の展開を邪魔する最高の一枚
アドバンス召喚してくるデッキならば普通にぶっ刺さりますが、それ以外のデッキにも程よく刺さる可能性があります。
シンクロやエクシーズ、はたまたリンクには素材指定があるので、種族が素材指定となっているカードに対しては効果テキメン!
相手が素材を揃えた所で発動してやれば良い感じに嫌がらせできるはず?嫌がらせレベルは3くらいですね。(テキトー)
召喚制限-エクストラネット
フィールド魔法
(1):自分または相手がエクストラデッキから モンスターを特殊召喚した場合にこの効果を発動する。 そのモンスターを特殊召喚したプレイヤーから見て相手は以下の効果を適用できる。
●デッキから1枚ドローする。
相手の特殊召喚準備が整ったら好機到来!!
《簡易融合》等、チェーンブロックが発生するエクストラデッキからの特殊召喚相手ならば、相手の動きに合わせてチェーン発動して1ドロー狙いに行くことが可能なカードです。
エクストラデッキからの特殊召喚限定なので、《増殖するG》程のドロー期待値はありません。
面白い動きですが、運用は難しいでしょうね(笑)
古の森
フィールド魔法
このカードの発動時に、フィールド上に守備表示モンスターが存在する場合、 そのモンスターを全て表側攻撃表示にする。 この時、リバース効果モンスターの効果は発動しない。 また、このカードがフィールド上に存在する限り、 攻撃を行ったモンスターをバトルフェイズ終了時に破壊する。
相手の攻撃に合わせて破壊を狙え
発動時の守備表示モンスターを攻撃表示にする効果は《メタバース》では使えませんが、攻撃を行ったモンスターをバトルフェイズ終了時に破壊する効果は使えます。
相手の攻撃に合わせて《メタバース》して《古の森》を展開!
残念無念・・・攻撃したモンスターはバトルフェイズ終了時に破壊(ニヒヒヒ)!!
相性の良いテーマデッキ
「梶木」デッキ(潜海奇襲を絡めた動き)
永続罠
(1):このカードの発動時の効果処理として、自分の手札・墓地の「海」1枚を選び、発動できる。
(2):フィールドに「海」が存在する場合、表側表示のこのカードは以下の効果を得る。
●1ターンに1度、自分フィールドの水属性モンスター1体をエンドフェイズまで除外して発動できる。 このターン、自分フィールドの表側表示の魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。
●元々のレベルが5以上の自分の水属性モンスターが 相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。 その相手モンスターを破壊する。
「海」が無いと効果適用されないのです。
「梶木」デッキにとって《海》は命。そんな命の源を引っ張ってこれる《メタバース》は最高の一枚です。(当然、テラフォも最高)
純粋にデッキから引っ張る役目が大きいですが、《潜海奇襲》オープン状態、《海》不在って状況で相手が攻撃を仕掛けてきた場合は更なる奇襲に繋げる事が出来ますね。《潜海奇襲》と絡めた二段構えの奇襲攻撃・・・憧れます!
「幻煌龍」デッキ(幻煌の都 パシフィス)
フィールド魔法
このカードのカード名はルール上「海」として扱う。 このカードの効果を発動するターン、自分は効果モンスターを召喚・特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、自分が通常モンスター1体の召喚・特殊召喚に成功した場合に発動する。 デッキから「幻煌龍」カード1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドにトークンが存在せず、 相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。 自分フィールドに「幻煌龍トークン」(幻竜族・水・星8・攻/守2000)1体を特殊召喚する。
「幻煌龍」だって海が欲しい!!
コチラも「梶木」同様に《海※パシフィス》への依存度が高いので相性は抜群。
テラフォの穴を埋めるカードが出てくれて本当に良かった良かった。
ただ、相手の効果発動にチェーンして《メタバース》しても②の効果は誘発できないので要注意です。
「トラミッド」(色々:《トラミッド・フォートレス》例)
フィールド魔法
「トラミッド・フォートレス」の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの岩石族モンスターの守備力は500アップする。
(2):フィールドの「トラミッド」モンスターは効果では破壊されない。
(3):フィールドゾーンの表側表示のこのカードが墓地へ送られた場合、 自分の墓地の「トラミッド」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを手札に加える。
フィールド魔法依存度なら右に出るものなし!!
フィールド魔法命デッキ度なら「トラミッド」の右に出るものはいないでしょう!
どのフィールドも貼れればハッピーですが、中でも《トラミッド・フォートレス》は②の効果破壊耐性付与が相まって《メタバース》で貼る旨味が大きい気がします。
とりあえずフィールドサーチは多ければ多いほど良いっぽいよね。
「PSYフレーム」(PSYフレーム・サーキット)
フィールド魔法
(1):自分フィールドに「PSYフレーム」モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。 自分フィールドの「PSYフレーム」モンスターのみをS素材としてS召喚する。
(2):自分の「PSYフレーム」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、 手札の「PSYフレーム」モンスター1枚を捨てて発動できる。 その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、 この効果を発動するために捨てたモンスターの攻撃力分アップする。
②効果はダメステなので攻撃に合わせてメタバースしても大丈夫!!
②効果を奇襲的に使えるって旨味を抜きにしても《テラ・フォーミング》の穴を埋める為に必要なカードでしょう。
というか、もしかすると以前よりも強化されているかもしれませんね・・・。
奇襲力の高いデッキに更なる奇襲札が加わったって感じでしょうか?
「クローラー」(星遺物に差す影)
フィールド魔法
(1):フィールドの「クローラー」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。 手札からレベル2以下の昆虫族モンスター1体を表側守備表示または裏側守備表示で特殊召喚する。
(3):自分のリバースモンスターが相手モンスターとの戦闘で破壊された時に発動できる。 その相手モンスターを墓地へ送る。
最近噂のいやらしい流れ
昨日の「クローラー」記事にも多く寄せられましたが、相手の攻撃に合わせて《星遺物に差す影》を発動するのはかなりいやらしいです(褒め言葉)。
「クローラー」デッキにはフィールド魔法と奇襲が似合う。(今最もホットな《メタバース》活用法はコレかもしれません。)
「星杯」(星遺物との邂逅)
フィールド魔法
(1):フィールドの「星杯」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示の「星杯」モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、 または戦闘で破壊された場合、自分の墓地の「星杯」モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
あんまり使われてないフィールドですけどね
あまり使われていない「星杯」デッキのフィールド魔法カードですが、突発的に発動すると流石にうざそう・・・。
他の選択肢と共に採用するのであれば意外とありかもしれませんよ?
「壊獣」デッキ(KYOUTOUウォーターフロント)
フィールド魔法
(1):フィールドのカードが墓地へ送られる度に、 1枚につき1つこのカードに壊獣カウンターを置く(最大5つまで)。
(2):1ターンに1度、このカードの壊獣カウンターが3つ以上の場合に発動できる。 自分はデッキから「壊獣」モンスター1体を手札に加える。
(3):このカードが効果で破壊される場合、 代わりにこのカードの壊獣カウンターを1つ取り除く事ができる。
《メタバース》で貼るとカウンター一枚分お得
《メタバース》で《KYOUTOUウォーターフロント》を発動すると、《メタバース》が墓地に送られるので即座に一個カウンターが貯まるというお得感。
凄く地味なシナジーですが、こういう地味なのが一番凄いと感じられたりするものです。
岩石族デッキ(断層地帯・岩投げエリア)
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、 自分のモンスターが戦闘で破壊される場合、 代わりに自分のデッキから岩石族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。 この効果は1ターンに1度しか適用できない。
岩石族は何かとメタバースを上手く使いこなしますねぇ
「トラミッド」もそうですが、岩石族モンスターは何かと《メタバース》をうまく扱える傾向にあります。
相手の攻撃に合わせて《岩投げエリア》を発動して、墓地を肥やしに行ったり。守備力の高いセットモンスターを相手が殴りに来た(レアシーン)状況で《断層地帯》を発動して、大ダメージを狙ったり・・・。
とりあえず《岩投げエリア》で《ブロックドラゴン》を落としたい願望。
発動時処理がデメリットとなるカードとの併用
これについては下の記事にて説明しているのでご確認ください。
関連記事:【メタバース登場はテラフォ禁止の前兆!?】罠である遅さ・直接発動の強みと弱み。独自の使い方とは?
まだまだ面白い活用法・相性の良いデッキはたくさんあるぞ
「これ面白いぞ!」「あのテーマが抜けてる!」ってのがありましたらご一報ください。
別に利便性や強さ重視の記事ではないので、かなり緩く採用させていただきます(*´ω`*)b
いやー沢山書いた書いた・・・書いた事だしドラクエします。(2017/7/29)
コメント
ここで書かれている奴以外だとエクストラ関係の「召喚制限-エクストラネット 」「真帝王領域」一部のモンスターに耐性を加えられる「半魔導帯域」「失楽園」「神縛りの塚」「SPYRAL Resort」デメリットを踏み倒せる「オレイカルコスの結界」「トゥーン・キングダム」あたりですかね?
あとは「アマゾネスの里」とか。攻撃力アップさせるカードなら発動して攻撃力アップで相手のモンスターを返り討ち……というのもできたり
ウォーターフロントなんか良いんじゃないんですかね?多分ですが、メタバースが発動後墓地に行くのでカウンター乗ると思うので、出た瞬間からサイクロンが効かないフィールド魔法って事で!
Sinでメタバースで上書きして、ルール効果でSinが死ぬ事でトゥルースに繋げたりも面白そう
魔法族の里だと擬似勅命になる?
よく見たら発動出来ないだから擬似芳香ですね
トラミッドはモンスターの効果の仕様上相手ターンにフィールドがぐるぐる変わることが多いので遅さもさほど気になりませんしむしろ奇襲性ならこっちの方がテラフォよりありそうですね
自分はとりあえずトラミッドにテラフォ2枚に加えてこいつも2枚入れようと思っています
アンデットワールドはホントにキツイっす…最近では岩投げエリアやエスクトラネット、あと地味にデザートストーム等のような攻守変動が割といい感じに驚かせられますね〜
アステカの石像をセットしておいて相手が攻撃したタイミングでメタバース発動、断層地帯を貼って相手に大ダメージ、とかもいけると思います。
断層地帯は大ダメージを与えられる分、フィールド魔法であるために貼ってある時点で大まかな戦術を読まれてしまいます。
そのため、奇襲という面では十分に使えるかと思います。
レインボールインかな
spyフレームサーキットは②の効果のコンバットトリックよりもマッチ2戦目以降など相手に自分のデッキがばれてるときなどに、サーキットがないと安心させておいて、spyフレームの効果発動にチェーンしてメタバース発動して①の効果で奇襲するようにシンクロする使い方の方がよくあると思う。
メタバースと黒庭って使えるのだろうか