罠だから遅いし、墓地落ち効果も使えない。ターン1だから2枚引くとそのまま腐る可能性もある等、《のどかな埋葬》は《おろかな埋葬》の完全劣化版と言われてもおかしくないカードです。
しかし、このカードならではの可能性や、このカードじゃないとできない事もきっとあるはず?
超マイルド版おろ埋こと、《のどかな埋葬》について考えてみました。
のどかな埋葬
《のどかな埋葬》 通常罠 |
《のどかな埋葬》のココが気になる
- 罠だ
- 墓地落ち誘発効果を使えない
- 使えないから罠である利点が帳消しになってる
- 名称ターン1だ(ダブると大変)
純粋に罠版の《おろかな埋葬》だった場合、相手ターンに墓地落ち誘発を使えるという強みが出たとは思いますが、かなり遠慮気味な調整を受けているのでそれも叶いません。
評価を下げるポイントは沢山あるが、評価を上げるポイントは表面的には全く見えてこない。
…《のどかな埋葬》難儀なカードだぜ☆
活路1.2枚目以降の《おろかな埋葬》として使う
2枚目以降の《おろかな埋葬》として採用するプラン
制限カードである《おろかな埋葬》を傘増しするという考え方ですが、そもそも墓地肥やしが重要視されるテーマ・種族には、専用の墓地肥やし手段が備わっている事が多く、このカードを2枚目以降の《おろかな埋葬》として採用する旨味は薄い事が多いです(竜の霊廟や悪魔の嘆き等)。
このカードを採用するデッキの条件としては、それら専用墓地肥やしを持っていない。それら専用墓地肥やしでは数が足りない等の理由が必要になってきそうです。
活路2.三幻神等、強制発動するデメリット効果を持つモンスターを黙らせる
強制発動する不都合な効果を黙殺するプラン
昨日は「三幻神」を例に挙げましたが、「スピリット」モンスター等の手札に戻る効果を黙殺するのにも使えますね。
不都合な強制効果を無理やり封じる為だけに1枚使うって時点であれですが、他の墓地肥やし札にはできない芸当なので、ここは重視すべきポイントなのではないでしょうか?
自分だけでなく相手の同名カードの発動も封じるとかだったら更に面白いカードになったんですけどねぇ…(強欲)。
活路3.永続効果・ルール効果を持つモンスターを叩きこむ
グラファ等、墓地で機能するルール効果を持つカード・永続効果持ちを送るプラン
グラファを送って活用って話もあります、この部分を活かす為には罠だと遅いし、《悪魔の嘆き》はあるし、《ダーク・オカルティズム》とか便利なサーチ札もあるしで、ライバルがやたら多いです。
グラファ以外でこういう活用法ができるモンスターがいれば良いんですけど、ちょっと思い浮かびませんでした。
《幻獣クロスウィング/Phantom Beast Cross-Wing》 効果モンスター |
永続効果方面での活用なら、《幻獣クロスウィング》や《プリズンクインデーモン》でコンバットトリック気味に使えるのは面白いですね(こなみ)。
活路4.通常罠だから《トラップトリック》に対応している
《トラップトリック》で引っ張り出して使うプラン
冷静に考えるとこれが一番の活用法かも知れません。通常罠である事を強みにするのは良さそうです。
まぁでも、墓地に落とすだけなら《シューティング・ライザー・ドラゴン》で出来てしまうんですけどね。
こんな所っすかね…
依然、厳しい評価を下されるカードである事は変わりありませんが、”このカードならでは”って部分は少し見出せたように思えます。
使うかどうかってなるとまた1ハードルありますけど、あーだこーだ考えること自体は結構楽しいっす!
コメント
自分はヴェノミナーガデッキで採用したいと思います。
トラップトリックで蛇神降臨と使い分けられますしヴェノミノンを墓地へ送るカードは多ければ多いほど良さそうなので
バージェストマはダメですかね?
もちろんこのカードだけじゃ落とせませんが、トリガーにはなりますし。
グラファの場合悪魔の嘆きが相手依存なので相手が墓地あまり使わないデッキの事も考えるとトラップトリック併用で2枚は有りかなと考えています
ダークオカルティズムの方がやれる事多い(魔サイを捨ててグラファ2体用意等)のでプラスαが欲しいってのも正直な所ではありますが
人造人間サイコショッカーやフォッシルダイナパキケファロを墓地に送ってリビングデッドや戦線復帰で蘇生する懐かしい香りのするデッキを組んでも面白そうではあります。
コカローチナイトを墓地に置けるぞ!
単純に蟲惑魔で2ターン目以降のティオの蘇生先確保+圧縮+セラのトリガーでピンを考えています。蟲惑魔は1ターン目で動くんじゃなくて自分相手ターン1ターン目+自分2ターン目で動き、ティオから入るパターンは殆どないので相性の良いテーマのひとつに挙げられると思っています
蟲惑魔と噛み合っていないので相性がいいとは思えません。
蟲惑魔の弱点を補うために必要なのは、展開力、フリーチェーンで動くモンスター効果の対応、さらに言えば後手から展開された相手への対応の3つになるかと思います。
上記の方の言われているティオの動きも、2ターン目からということで遅く、蟲惑魔モンスターさえ引けていれば必然的にセラリンク召喚で蟲惑魔を墓地に肥やせるため、蟲惑魔を墓地に落とすこと自体あまり意味がないかと愚考いたします。
個人的にはエクゾディアパーツを墓地に送り、回収するなど面白いかなと思います。
「ココが気になる」の部分でお笑い芸人の鉄拳のネタを思い出してしまいました。
「こんなおろかな埋葬はのどかな埋葬だ」
冗談はさておき、自分では「デッキから選んで墓地へ送るカードは使いたいけど、竜の霊廟のような代わりに使えるカードがない」デッキなら使えるかな?というくらいしか思いつきませんでした。効果が封じられる点をうまく利用できたらよさそうですが・・・
岩石デッキに仕込んであるアンチホープ落とす手段が増えて助かります。ガイア用に
墓地へ送られたターンに効果を発動できない系のカードと組み合わせるのはどうでしょう?
そういうカードは必然的に次のターンにならないと使えませんから、おろ埋と相互互換になるのではないでしょうか
むしろ自ターンに落とさない分、相手に動きを悟られないかもしれませんね
曙光の騎士のデメリットを無視して墓地に叩き込めますね
だからどうした
サイクロンやツイツイ無駄撃ちさせつつ仕事できる
一応おろ埋にはできない芸当かな
例えば、《オシリスの天空竜》を墓地に落として、そのターンに蘇生した場合、永続効果は効くから、攻守はアップするけど、召雷弾は駄目ってことですね…。
ここ最近、墓地落としが規制の傾向にあるから、専用の墓地落としがないテーマは、スケゴから《ライトロード・ドミニオン キュリオス》出すとかしなければならなかったから、とりあえず墓地落としが増えたのは嬉しい。
あと、wikiだと、《ラーの翼神竜-不死鳥》を特殊召喚後、エンドフェイズの墓地送り効果をなくすために使用するとか、「墓地へ送られた場合に発動できる」効果とのコンボとか書いてありましたね。
一瞬ディパーテッドガイがチラつきましたがあいつルール効果だった…
どんだけ墓地へ行きたくないんだディパーテッドガイ
最近名前の似たカード増えてきたから
おろそかな埋葬とか出るかなって思ってたけどこうきたか
コンボデッキでキーカードのアクセスの為に無駄にデッキ枚数を膨れさせなくて済む、という点で普通に優秀なカードだと思ってたのでディスられまくってて意外
別の動きや準備をしておきたいから、マスマティだの終末に召喚権なんて吐きたく無いし、デッキ枚数が膨らみ過ぎる+相手の場に依存するからシャドールフュージョンも却下って事が多かったので凄い便利なカードだと思ったんですけどね
おろ埋禁止フラグだったら嫌だな