【トリシューラの鼓動】効果は強いけど腐るのが怖い?鬼気迫るドゥローレンの表情が良いですね

2020年11月21日発売『ストラクチャーデッキ-凍獄の氷結界-』より、新カード《トリシューラの鼓動》の解説記事です。

フィールドの「氷結界」シンクロモンスターの種類を参照し、1種、2種、3種と尻上がりに効果が強くなっていき、最終的にはトリシューラ相当の効果が得られてしまうという条件付きパワーカード!

扱いきるのは至難の技ですが、墓地効果も強力なので、コスト運用等を駆使すればカッコイイ動きができそうです。

なお、デュエルターミナルシリーズ第8弾のサブタイトルをそのままカードにしたお洒落な1枚でもあります。

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トリシューラの鼓動|効果考察・使い方

《トリシューラの鼓動》
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「氷結界」Sモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●1種類以上:相手フィールドのカード1枚を選んで除外する。
●2種類以上:相手の墓地のカード1枚を選んで除外する。
●3種類以上:相手の手札をランダムに1枚選んで除外する。
(2):自分フィールドの「氷結界」Sモンスターを対象とする魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。その効果を無効にする。

収録:【ストラクチャーデッキ-凍獄の氷結界- 氷解する宿命パック】

1種類以上参照でも効果自体は十分に強い

1種類以上でフィールド除外、2種類以上で墓地除外、3種類以上で手札除外で、疑似的にトリシューラの効果を表現した罠カードになっています。

3種類以上参照出来たら文句なしのぶっ壊れカードと言っていいですが、現実的に考えて、「氷結界」Sモンスターを3体横に並べる余裕があるなら相当有利な状況なのでそもそも勝ってるのでは?

まぁでも、対象をとらない除外効果が罠1枚で出てくるだけでも性能的には破格なので、無理に3体並べる事を意識する必要はないってのがこのカードの絶妙な所です。

先行で背負うなら、先攻で出しても強い《氷結界の龍トリシューラ》を立てて相手の手札を1枚除外しつつ、相手ターンにボードを狙い撃つって感じになるのかな?

欲を言えば、《氷結界の虎将ウェイン》でサーチできるテキスト(氷結界カードとしても扱う)があれば良かったかなぁ…。

3種類以上を適用できる事は果たしてあるのか?

相当意識しないと3種類以上並ばないのでは?それこそ蘇生札等を駆使してやっとな気がします。

「氷結界」シンクロモンスターって一部を除いて大体がオフェンス的な効果ですし、そいつらを横に並べてる時点で相手の盤面は吹っ飛んでそうですよね…。

カードのイメージに沿った耐性範囲

②効果による耐性範囲もやや控えめ(氷結界シンクロモンスターが対象になった時)。

これに関しては、「氷結界」シンクロモンスターじゃなくて「氷結界」モンスターで良かった気もしますが、カード名やイラストのイメージを考えれば妥当ではあります。

「氷結界」シンクロモンスターって制限カードが多いので、還零龍的にも除外から守る役割で使ったりできると良いかも?

腐る事無きようハンドコスト運用も視野に

トップするとゲロゲロになる事間違い無しな1枚。絶対に手札で腐る事が無いようにハンドコスト運用なども視野に入れておいた方が良いです。「氷結界」はハンドを切るカードがEXに集まっているので、メインデッキに入るカードでいくつか用意しておくと良いでしょうね。

トリシューラの鼓動と相性の良いカード

氷結界の照魔師

効果モンスター
星4/水属性/魔法使い族/攻1700/守1000
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに他の「氷結界」モンスターが存在する限り、相手はアドバンス召喚できない。
(2):手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「氷結界」チューナー1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は水属性モンスターしか特殊召喚できない。
(3):自分が「氷結界」モンスターの効果を発動するために、手札を墓地へ送る場合または捨てる場合、そのカード1枚の代わりに墓地のこのカードを除外できる。

上で書いたハンドコスト運用のお手本。テーマ内に手札コストが上手なモンスターがいて、更にそのカードが強いなら言う事無し!

ただし、《照魔師》がシンクロ召喚に繋げるカードである事を考えると、コストにせず残しておくのも当然あり。手札で2枚以上ダブってる時とかはガンガン捨てていくと良いかも?

トラップトリック

通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「トラップトリック」以外の通常罠カード1枚を除外し、その同名カード1枚をデッキから選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。このカードの発動後、ターン終了時まで自分は罠カードを1枚しか発動できない。

サーチが利かない通常罠カードを運用する際の定番。引っ張って来てもしょうがない状況下で引っ張ってくる先をもう一つ位用意しておくと丁度良いかな?

バージェストマ・ディノミスクス

通常罠
(1):フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。手札を1枚捨て、対象のカードを除外する。
(2):罠カードが発動した時、その発動にチェーンしてこの効果を墓地で発動できる。このカードは通常モンスター(水族・水・星2・攻1200/守0)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。この効果で特殊召喚したこのカードはモンスターの効果を受けず、
フィールドから離れた場合に除外される。

純粋にカードパワーが高いコスト運用が可能になるカード。《照魔師》の水属性縛り下でも②効果でで来れるから相性が良い。

DTサブタイカードシリーズ大好き!

《疾風のドラグニティ》がカード化された時点で予想は出来ていましたが、実際にシリーズ化されるとやっぱり胸が熱くなりますね。

この調子で《オメガの裁き》や《インヴェルズの侵略》もカードになって欲しいですねぇ…()

コメント

  1. 匿名 より:

    氷結界シンクロを複数並べて、このカードサーチして、相手の妨害を防いでようやく通せると考えたら、もう1回トリシュ出すのとさほど労力が変わらないのでは?と考えてしまう。

    あと、氷結界シンクロは基本的に相手ターンに動けないので妨害を通すための札ではなくただの自衛札になりがちなのが気になるところ。

  2. 匿名 より:

    書いてることは強いんだよな、対象取らない除外は強い
    ただ色と名前がその良さを全部無に返しちゃってる
    痒いところから5センチ遠い感じがなんとも氷結界らしい味わい

  3. 匿名 より:

    ドゥローレンが高橋よしひろの描く犬みたいな顔に

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