『ドーン・オブ・マジェスティ』収録《信用取引(マージントレード)》の特集記事です。
カード名・効果ともにTHEノーマルレアといった風格漂う1枚ですが、読めば読むほど・考えれば考える程、このカード面白いですね!
互いのデッキの内容を確認し、互いに1枚ずつ相手にカードを選んでプレゼント!
効果が通るかも何が手札に加わるかも相手次第!これは面白いカードですねぇ~
信用取引(マージントレード)の使い方・効果考察
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手は手札を1枚捨ててこの効果を無効にできる。
捨てなかった場合、お互いのプレイヤーは、それぞれ相手のデッキを確認し、その中からカード1枚を選ぶ。
その後、お互いのプレイヤーは、それぞれ相手が選んだカードを手札に加える。
相手のデッキを合法的に見る事が出来る
相手のデッキをカードの効果で確認できるのはかなりレア。デッキが割れていない状況下(最初動)で発動すれば、相手のデッキをマルッと把握できるので、相手はかなり嫌がるはず…。
同時に自分のデッキも相手に把握されてしまう訳ですが、覚悟している側としていない側では気持ち・構築の上で随分と差があるので、基本的には発動する側の方が有利ではあるかな?(微)
まぁ、相手には拒否権(手札1枚で効果を無効にできる)があるので、本当に嫌なら手札1枚を犠牲にして無効にしてくるでしょうけど、もう、このやり取り自体が面白いですね。
眠らせておきたいカードが多いデッキはご用心
効果が通った場合、お互いのプレイヤーは互いに一番弱いと思うカード(手札に加わるメリットが薄い・弱い)をプレゼントしあう事になるので、《バスター・モード》や《幻獣機オライオン》等の繊細なサーチ・リクルート先を搭載しているデッキは、そもそも採用を避けた方が良いでしょうね。
《信用取引》を使った事で機能不全を起こして負けた…ってのは流石に笑えませんもんね……。
あと、特にめぼしいものがない時は《PSYフレーム・ドライバー》の渡し合いが発生しそうだなーって思いました(笑)。
天声の服従コンボ!情報を得る事で宣言を確定できる
(1):2000LPを払い、モンスターカード名を1つ宣言して発動できる。
相手は自身のデッキを確認し、宣言されたモンスターがあった場合、
その内の1体をお互いに確認し以下の効果から1つを選択して適用する。
●確認したカードを、このカードを発動したプレイヤーの手札に加える。
●確認したカードを、このカードを発動したプレイヤーのフィールドに召喚条件を無視して攻撃表示で特殊召喚する。
《信用取引》で相手のデッキを把握する事で《天声の服従》の宣言を確定させるコンボ!
「そこまでする必要があるのか?」と問われると正直微妙な所ではありますが、ちょっとやってみたくなるのは管理人だけでしょうか?
The suppression PLUTOコンボも面白い!
星8/闇属性/悪魔族/攻2600/守2000
(1):1ターンに1度、カード名を1つ宣言して発動できる。
相手の手札を全て確認し、その中に宣言したカードがあった場合、
以下の効果から1つを選んで適用する。
●相手フィールドのモンスター1体を選んでコントロールを得る。
●相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
その後、破壊したその魔法・罠カードを自分フィールドにセットできる。
《信用取引》の効果で相手の手札に加えたカードを《The Suppression PLUTO》の効果で宣言していくオラオラコンボにも注目。手札もデッキも丸裸!これは非常にいやらしい戦術だ…。
相手に選択を迫り続けるデッキとか面白いかも…
《信用取引》,《名推理》,《ジャック・イン・ザ・ハンド》etc、相手に宣言や選択を迫り続けるカードを連打するデッキとか組んだら面白いかも…なんて考えてしまった(笑)。
まぁ、流石にリモートで使うのは抵抗があるので、リアルでデュエルできるようになったら考えてみたいかもw
コメント
昔はデッキ確認なんて深淵の指名者1枚とか、それこそ天声の服従で簡単にできたのに…
昔を異常と見るか、現在を不便と見るか。
遊戯王はデッキ内のカードの確認処理とかは他のと比べて一歩遅れてる感が
むしろ、禁止令もありでは?
アマゾネスの鎖使いも使えそうだけど戦闘を介すのがなぁ
リモートデュエルで使いづらい1枚ですねぇ
PLUTOの問題は場に出しにくいことなんだよね。
やっぱ情報アド抜き用ですよねぇ…
相手からは二枚目の信用取引を指定されて終わりでしょうし