「転轍地点(てんてつちてん)」効果考察|「台貫計量」との比較は避けられない!?

今日の夜記事は、2022年11月5日発売『セレクション5』に収録される新カード《転轍地点(てんてつちてん)》の特集です。

SNS等で度々話題になるトロッコ問題をカード化するという意欲的な1枚なんですが、性能が、、、、性能が、、、、滅茶苦茶微妙なんですね……(白目)。

しかも、それに加えて直近のパックで強すぎるライバルが登場してしまう始末!

今回はちょっと辛辣な事を書いてしまうと思うので、気になる人はbackヨロシクお願いします。

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「転轍地点(てんてつちてん)」効果考察

通常罠
(1):相手フィールドにモンスターが3体以上存在する場合、その内の1体を選ぶ。
相手は以下のいずれかを墓地へ送らなければならない。
●選んだモンスター
●選んだモンスター以外の自身のフィールドの全てのモンスター

収録:【SELECTION 5】

相手にとって一番都合の良い状況が残ってしまう除去カード

通常罠
(1):相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力を合計した数値が自分のLPよりも高い場合に発動できる。
相手フィールドの表側表示モンスターの攻撃力を合計した数値が自分のLP以下になるように、
相手は自身のフィールドの攻撃力が0以外の表側表示モンスターを選んで持ち主のデッキに戻さなければならない。

▲条件は限定的だが、リセット札としての決定力はダンチ

何か結構派手な事を書いてる風ではあるんですが、結局相手にとって一番都合の良い状況が残ってしまう除去カードなんで、リセット札としての信頼性は正直微妙だと思っています。

確かに、《イタチの大暴発》とかに比べると発動条件は緩いですけど、如何せん決定力に欠けるってのが率直な感想で、恐らく比較対象になるであろう《イタチの大暴発》や《台貫計量》より優れている要素が極めて少ないんですよね。

まぁ、3体並んだ所に撃ち込んで展開妨害~~的な小回り運用もできるんですが、それならフリチェでピンポイント除去できる《強制脱出装置》とかの方が絶対に強いですからね……。

この後、耐性貫通とかについても書きますけど、それらを加味しても正直「うーん」って感じです。

耐性を貫通できる可能性を持っているのがせめてもの救い

通常魔法
自分フィールド上に存在するモンスター1体をリリースして発動する。
相手はモンスター1体をリリースしなければならない。

相手に墓地送りを強制するタイプのテキスト(所謂《痛み分け》テキスト)の為、相手モンスターの持つ耐性テキストを貫通して処理する点は高く評価できます。……が、これは比較対象である《イタチの大暴発》や《台貫計量》にも同じことがいえる為、唯一性と言うには少し弱いのが現実です。

まぁそもそもの話、完全耐性モンスターが場にいるなら、そいつを場に残される可能性が極めて高いんですけどね(焦)。

発動後に3体未満になると不発になるので要注意!

《転轍地点》って、効果処理時に相手フィールドのモンスター数を参照するカードなので、処理タイミングにフィールドのモンスターが3体未満になっていると普通に不発になっちゃいます。

最近はフリチェで動くカードも多いですし、チェーンして数をコントロールされるなんて事はザラにあると思うので、個人的には結構な虚弱性だと思っています(実際、台貫計量はチェーンにも強いテキストになってますからねぇ……)。

「台貫計量」の後に出るのは流石にきつい

通常罠
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより2体以上多い場合に発動できる。相手は自身のフィールドのモンスターが1体になるように墓地へ送らなければならない。

少し前までは「使い辛さはあるけど唯一性はそこそこあるもんなぁ~」って感じで見てたんですが、直近のパックに《台貫計量》が収録されたのを見て、「あ…」って感じになっちゃいました。

まぁ、正確に言えば完全上位って訳ではないかもしれませんけど、これは限りなくそれに近いカードと言っても過言ではないと思うんですよね……(白目)。

せめて登場する順番が逆だったら印象も違ったんでしょうけど、《台貫計量》の後に出てくるカードとしては流石に辛いなぁ……ってのが率直な感想です。

せめてコンボ性があればよかったのになぁ


▲台貫計量の登場から間もないってのもかなりきついポイント

きゃすと(管理人)
きゃすと(管理人)

だいぶ酷評しちゃいましたが、個人的にはプレイングで不発にされてしまう虚弱性をはらんでいる事が一番の気がかりですね。《転轍地点》にチェーンして《台貫計量》して全処理とかできるテキストだったらよかったのになぁ……。

コメント

  1. 匿名 より:

    わがままなプレイヤーにはこういうので痛い目見てもらう方がいいわ

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