『FLOD(フレイムズ・オブ・デストラクション)』に収録された主要カードの解説はあらかた終了したと、今朝の記事にはそう書きましたが、あれは嘘だ!(まぁ、汎用という面では嘘ではない)
《サルベージ》にて、《暗黒大要塞鯱》の懸命なレスキュー作業によって回収目前だった《水陸両用バグロス Mk-3》 。その続きに当たるシーンが15年の時を経て登場したのだ!
《サルベージ》からの《無情なはたき落とし》…悲しい余りにも無情。
無情なはたき落とし
カウンター罠
(1):フィールドの表側表示のカードまたは墓地のカードが、効果で相手の手札に加わった時に発動できる。相手の手札を確認し、その中から手札に加えたカード及びその同名カードをすべて除外する。
効果について |
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イラストについて |
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フィールド・墓地限定の《はたき落とし》系カード
今までに登場している「はたき落とし」と名の付くカードは、ドローフェイズに通常ドローしたカードをそのまま墓地に送る《はたき落とし》と、デッキからサーチしたカードを捨てさせる《強烈なはたき落とし》の二枚。
トリガー範囲はそれぞれ違いますが、回を重ねるごとに効果が強烈になって行ってるのが印象的。今回の「はたき落とし」は、カウンター罠かつ、同名カード全てを除外するのでかなり強烈ですね。
《ミスト・ウォーム》や《ファイアウォール》などとのコンボが強烈
フィールドも表側表示カードにも対応しているので、バウンス系効果を持つカードとのシナジーも抜群です。
例えば、名前の違うカードを3枚バウンスして《無情なはたき落とし》を発動した場合。手札に戻した3種類と同じ名前を持つカードを根こそぎ除外する事が可能となる訳です。
2枚使ってはいますが、3枚バウンスが3枚除外(状況次第ではそれ以上)に早変わりするってのは中々に面白いと思いませんか?
相手がサーチしたカードが既に相手の墓地に落ちている状況下であれば、《ファイアウォール・ドラゴン》で墓地からバウンスして全除外なんて芸当も可能になりますね。
まぁ、この《ファイアウォール・ドラゴン》の例は結構限定的な状況ですが、色々と応用は効きそうな効果だと思うんですよねぇ~
相手が《トーチ・ゴーレム》を戻した際に発動できたら個人的にはニコニコできそうかな…。
《サルベージ》への強力なメタでもあるので…
二枚回収する《サルベージ》には特にブッ刺さるカードですね(笑)
連続したイラストがそれぞれの効果を的確に表現しているという点はかなり秀逸ですが、15年の時を経て《無情なはたき落とし》をくらった《水陸両用バグロス Mk-3》の気持ちを考えると少し複雑な心境になります。
ワイヤーチェックを怠ったのかなぁ…(もしくは作為的!?)
能動的に使えるプランも用意しつつメタとして活用したい
サイドデッキの名脇役って感じですが、メインから積極的に使いにいく構築にするのも面白そうですよね!
ガンガン圧縮して墓地を貯めて回収するデッキとかだったら面白いくらい刺さりそうだなぁ~
《ファイアウォール・ドラゴン》とのコンボも技巧にあふれているのでいちどは試してみたい所です。
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コメント
強烈な〜 はサーチだけじゃなくドローにも対応してたような
デッキに加えるだからはたき落としの完全上位互換なんだよね
はたき落としィ…
サーチだけみたいになってますね。修正しておきます~
シルキタスの効果や相手のセルフバウンスをトリガーにしてオルターガイストで使えるかな、と思ったのですが“時できる”なのが足を引っ張りますね。
まぁこればっかりはしょうがないですね
霊魂鳥神-彦孔雀 とのコンボはどうなんでしょう?
手札からの特殊召喚をしなければ、『時できる』だけどいけるのかな?
特殊召喚効果は任意だったはずなのでイケるはずですぞ
不幸黒猫(ニヤリ)
闇の仮面「・・・ほう?」
月読命 「なるぼど・・・」
スピリットが流行ったらスピリットメタとしても機能するのか…
こう見るとFLODは墓地メタが多いですね。
そういわれれば確かにそうですなぁ~
地獄の暴走召喚からミストウォームにつなげて、これ打てれば楽しそうですよね。
滅茶苦茶面白いですねぇ 相手の意表もつけるし良いなぁ
よく見るとクジラが不貞腐れた顔?をしているので作為的な気がしますね
バグロス:「あの野郎ぅ」
ペンギン・ソルジャー(無言の微笑み)
嫌いじゃない!