『ドーン・オブ・マジェスティ』に収録された新カード《ストールターン》の特集記事です。
召喚行為や魔法・罠カードの発動を無効にする効果に対するピンポイントカウンター!
こういうカードって、自分で使うと微妙だけど、相手に使われると滅茶苦茶強く感じるのなんでなんでしょうねぇ……(白目)。
《魔女の一撃》と比較される事が多いカードだと思うので、そこら辺にも注目して書いてみました。
※《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の件は、裁定的にできない様なので削除しました。失礼しました。
ストールターンの使い方・効果考察
カウンター罠
(1):自分のデッキの上からカード3枚を裏側表示で除外して以下の効果を発動できる。
●モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にする、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。
●魔法・罠カードの発動を無効にする、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードを持ち主のデッキに戻す。
召喚行為や魔法・罠カードの発動を無効にする効果に対するカウンター!
勘違いしている人が結構多いようなので、何に対して発動できるか具体例を用いて解説。
魔女の一撃と発動条件が似ているのが気になる
通常罠
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚を無効にした場合、
または相手が魔法・罠・モンスターの効果の発動を無効にした場合に発動できる。
相手の手札・フィールドのカードを全て破壊する。
《ストールターン》の効果を見て、まず最初に思い浮かべたのが《魔女の一撃》でした。
条件自体は厳密にば違いますが、《ストールターン》が発動できる=《魔女の一撃》も発動できる事になります。
通常罠とカウンター罠という差はあるの為、一概にどちらが上とは言い難いですが、効果だけ見ると《魔女の一撃》の方が豪快ではありますね。個人的には超ロマン砲である《魔女の一撃》をぶちかましたい派側の人間ですが、これは結構好みが割れそうです。
《レッド・リブート》に対して使えるのが偉い!
カウンター罠
このカードはLPを半分払って手札から発動する事もできる。
(1):相手が罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。
その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法&罠ゾーンにセットできる。
このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動できない。
個人的には、《レッド・リブート》に対して発動できるって点を高く評価しています。
これは通常罠である《魔女の一撃》にはできない芸当ですし、罠ビデッキの横に伏せるなら《魔女の一撃》よりも《ストールターン》の方が良い場面は多いのではないでしょうか?
スペルスピード的な強さもあるので、デッキに応じて使い分け…って感じになりそうです。
トップ裏側除外を【機巧】で活かす事も一応可能
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの上からカードを3枚めくる。
その中から、攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは裏側表示で除外する。
(2):攻撃力と守備力の数値が同じ機械族モンスターが召喚・特殊召喚される度にこのカードにカウンターを1つ置く。
(3):このカードのカウンターの数が10以上の場合、
攻撃力と守備力の数値が異なるフィールドのモンスターは効果を発動できない。
かなり強引ではありますが、裏側で3枚除外繋がりで【機巧】と合わせるのもアリか!?
【機巧】側が《ストールターン》を背負っている状況は中々にイメージし辛いですが、撃たれ所自体はそこそこあるし、まぁ、無くはないかなぁ…って感じですかね。
リンク3/風属性/機械族/攻2000
【リンクマーカー:上/左/右】
トークンを含むモンスター3体
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
自分フィールドに「ベルキャットトークン」(機械族・風・星4・攻/守2000)1体を守備表示で特殊召喚する。
ちなみに、《ストールターン》に描かれている《ベルキャットファイター》は、リンクなので攻守同値のモンスターではありませんが、《ベルキャットファイター》が生成する「ベルキャット・トークン」は、攻守2000の機械族モンスターだったりします(もしかしたら意識してる?)。
勘違いし易いテキストなので要注意!
意外と勘違いしている人が多いカードなので、採用の際は改めて熟読する事をオススメします。
こういうカウンターへのカウンターってカッコイイから憧れるんだけど、いざ自分で使うとうまく使えない…って事が多いんですよねぇ…(;^ω^)
でも、相手が使ってると滅茶苦茶強く感じるし、ホント悩ましいカードだなぁーって(笑)。
コメント
発動条件の縛りとリターンがイマイチ噛み合ってない感じあるんすよねえ…
ミもフタもない話神のシリーズを押しのけて入れる理由がないっていうか宣告通告規制しろ(豹変)
自分も効果を勘違いしてたので、ありがたい内容っス。
今、試行錯誤を繰り返してるデッキに夢中で、新弾スルーしてたので、シングルとかで買わなくて良かった。
特に、例と、魔女の範囲と同じ範囲と言うことで、説明が非常に分かりやすかった。
透破抜きの裁定的にコズミックブレイザードラゴンの効果を無効しても、EXデッキに戻せなくてエンドフェイズにフィールドに戻ってくるのも防げないですよ。
な、なんだと……
まじっすか(;^ω^)
確認してみます
コズミック・ブレイザー・ドラゴンの場合は…どうなんですかね。効果発動宣言と同時にコストとして除外される処理もあってストールターンが除外されているモンスターの効果に対して無効及びバウンスが行えるのか。
逆にシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンの場合は効果発動中に除外される処理なんで間違い無く適応されるでしょうが…
メルカバーと一緒と考えたら納得がいきました
これは完処理できないっすねぇ(;^ω^)
魔女とは真逆では?
魔女の一撃:無効にされた後にブッパ、出したカードは通らない
ストールターン:無効にする効果を無効、出したカードが通る
自分側が大幅なアドバンテージを取りたいなら展開・効果を通せるストールターン、相手側にディスアド押し付けたいなら魔女の一撃
効果の好みというより、トップ3除外を重くみるかどうかの差が大きい気がしますね
これで速効魔法だったら、制圧抑制カードの筆頭を飾れたのになぁ。
流石にそれだと罠カードの価値を落とすし、強すぎるって判断なのかな